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【沢田康文の欧州競馬リポート】凱旋門賞優勝アルピニスタは次走にジャパンCかBCターフを検討

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【沢田康文の欧州競馬リポート】凱旋門賞優勝アルピニスタは次走にジャパンCかBCターフを検討

第101回凱旋門賞は直前に雨が強まり、レースタイムは2分35秒71、同上がり3ハロンは40秒24という非常にタフな戦いとなり、今年も欧州馬が上位を独占した。

勝ったアルピニスタは〝サー〟マーク・プレスコット調教師の管理馬で、英国調教馬の優勝は2018年エネイブル以来4年ぶり。5歳牝馬の優勝は1937年のコリーダ以来、実に85年ぶり2頭目となった。

凱旋門賞は17年に3歳馬の斤量が牡、牝ともに0・5キロ増量され、古馬との差が3キロ差に縮まってから傾向が変化。同年こそ3歳牝馬エネイブルが勝ったが、翌18年から古馬が5連勝となり、以前のように3歳馬有利とはいえなくなっている。

12ハロンのGⅠを5連勝中だったアルピニスタは、祖母が04年オイロパ賞などドイツのGⅠを3勝しアルバノーヴァで父がフランケルという良血馬。来年から馬主のカーステン・ラウジング女史が所有する英国のランウェイズスタッドで繁殖生活に入ることが発表されている。ちなみに同牧場はディープインパクト産駒のスタディオブマンが種牡馬生活を送っている。


陣営はレース後の状態をよく見たうえで、引退前に褒賞金対象となるジャパンC(11月27日、東京、GⅠ、芝2400メートル)かブリーダーズCターフ(同5日、米キーンランド、GⅠ、芝2400メートル)への遠征を検討するとしている。

軽い馬場への対応が鍵になるが、7月の芝2400メートルの仏GⅠサンクルー大賞を稍重ながら2分26秒15という速い時計で制覇。日本馬と府中で再戦が実現するか、今後の動向が注目される。(在仏競馬記者)

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