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2歳女王決定戦の阪神ジュベナイルFが、12日に阪神競馬場で行われる。3戦3勝のウォーターナビレラを管理する武幸四郎調教師(43)=栗東=を直撃。兄の武豊騎手(52)=栗東=と初めてJRA・GIでタッグを組み、厩舎初のビッグタイトル奪取を狙うトレーナーに、意気込みを聞いた。(取材構成・片山和広)
--デビューから3連勝。一番の長所は
「レースセンスですね。3戦すべて違う競馬場、距離で勝っているのはその表れでしょう」
--前走を振り返って
「返し馬のポケットで少しイライラしていたので心配していましたが、レースについては見てのとおり。上手に競馬をして強かったですね」
--中間の雰囲気は
「ケアとガス抜きのために、少しだけ放牧に出しました。帰厩後も、特に問題なくきています。1週前の追い切りもジョッキー(武豊騎手)が乗っていい動きでした」
--デビュー時から成長は
「たくましくなりましたね。調教量を増やしてもカイ食いや体重が減らなくなりました。だからしっかりと負荷をかけることができる。これは2歳牝馬にとっては大きな強みですよね」
--調整で気をつけていることは
「テンションが上がらないようにやっています。馬房にいるときも穏やかですが、たまにスイッチが入るので。女の子でもありますし、怒らないようにしています」
--厩舎開業4年目の今年は2歳戦で12勝と好調(6日現在)
「ナビレラも(厩舎に入って)すぐにゲート試験に受かったし、今年はこれまでよりも早くから頑張れる馬が多い。理由はそれに尽きます」
--自身は騎手を引退してから、厩舎開業前に美浦の藤沢和雄調教師のもとで修業した
「行くまでは怖い人という印象をもっていました(笑)。でも、知りたいことは何でも教えていただいて、藤沢先生のやり方が、うちの馬づくりのベースになっています。感謝してもしきれません」
--一番学んだことは
「丁寧に仕事をするということです。追い切りやレースが注目されやすいですが、(そこに至るまでの)日々の作業をしっかりとやっていく。普段が大事。小さなことの積み重ねが大切ですね」
--今回は阪神マイル戦が舞台。厩舎としてもGI初制覇が懸かる
「阪神の外回りは初めてですが、センスが良くて、これまですべて違うコースで勝っていますからね。いいスタートを切ってスムーズに運べれば、チャンスはあると思っています」
--兄・武豊騎手とのコンビでのGI初制覇にも注目が集まる
「ファンの方がそう思って楽しんでもらえればいいと思いますし、みなさんの期待にこたえられるように頑張ります」
■武 幸四郎(たけ・こうしろう) 1978年11月3日生まれ、43歳。滋賀県出身。1997年3月1日に騎手としてデビューし、翌日のマイラーズC(オースミタイクーン)で初勝利を重賞で挙げた。2017年2月の引退までにJRA通算693勝、重賞はGI6勝を含む28勝。同年3月に調教師となり、18年3月に厩舎を開業。6日現在、JRA通算91勝で重賞は2勝。父の邦彦氏(故人)は元騎手で調教師、兄の豊は騎手。
★グレード制導入前76年に森安兄弟…騎手&調教師の兄弟タッグによるJRA・GI制覇となれば、1984年のグレード制導入後では史上初めてになる。記録が残っている限りでは、76年にニシキエースで安田記念を制した森安弘昭調教師(兄)&森安重勝騎手の例がある。
★自然体でレースへ…1994年ヤマニンパラダイス以来2度目の阪神JF(当時は阪神3歳牝馬S)制覇を狙う武豊騎手。兄弟でのGI初参戦については、「話題にはなると思うけど、特にはないかな」と自然体だが、弟の活躍ぶりに「幸四郎は馬を上手に使っている感じ。(馬に合った)いいレースを見つけながら出走させているよ」と目を細める。1日には、栗東CWコースで追い切りに騎乗(6ハロン85秒6-11秒8)。「すごくいい感じ。一番いいところは負けていないところ。まだゲートのなかで若干、あやうさがあるけど距離は大丈夫だと思う。GIでメンバーが強くなるけど、チャンスはある」と楽しみにする。
★阪神JFの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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