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3歳牝馬の頂点を決めるオークスの追い切りが20日、東西のトレセンで行われた。63年ぶり史上2頭目となる無敗での2冠制覇に挑むデアリングタクト(栗東・杉山晴紀厩舎、牝3歳)は、滋賀・栗東トレセンの坂路を4ハロン55秒0で、力みなく駆け上がった。またがった松山弘平騎手(30)=栗東・フリー=は「どんどんどんどんパワーアップしています」と証言。偉業達成へ、仕上がりは万全だ。なお、枠順はきょう決定する。
樫の女王の冠を、くっきりと視界にとらえた。圧巻の走りで桜花賞を制したデアリングタクトが、無敗の2冠達成へ万全の態勢。またがった主戦の松山騎手が、頼もしそうに振り返った。
「乗っている感覚としては、どんどんどんどんパワーアップしています。先週、今週と乗って、状態も上向いていると感じています」
朝一番の坂路に登場。前日の雨が染みこんでやや重くなったウッドチップで、ゆったりとスタートした。折り合いはスムーズ。大きなフットワークで加速ラップを刻み、急勾配をブレることなく登坂した。鞍上の手綱は動くことなく、ラスト1ハロンは12秒8(4ハロン55秒0)。自己最多の重賞6勝と今年絶好調の鞍上との呼吸もぴったりだ。
「下が緩いぶん全体の時計は目立ちませんが、リラックスして走りに集中していて文句のない内容でした」と杉山晴調教師も胸を張る。競馬でテンションが上がりやすい面を考慮し、ゆったりしたローテーションを組んできたが、今回は最も間隔が短い中5週。中間はリラックスして走らせることをテーマに調整した。
桜花賞の1週前はCWコースの併せ馬で力みが見られたことから、今回の1週前はCW単走で追い切り。テンションを上げない工夫が実って精神面は安定しており「暖かくなってかなり冬毛も抜けてきて、コンディションは今までで確実に一番良くなっています」。距離延長の2400メートル、初の長距離輸送や左回りなどの課題も乗り越えられるだけの状態だ。
前走は史上3頭目の最少キャリア2戦で桜花賞制覇。重馬場をものともせず、4コーナー12番手から差し切った。「かなり下が緩い馬場になりましたが、とても強い精神力を持っていて、最後まで走り切った姿には感動しました」と杉山晴師。2018年の3冠牝馬アーモンドアイ以来、2年ぶり15頭目、さらに1957年のミスオンワード以来63年ぶり2頭目の無敗での牝馬2冠へ、悔いのない態勢で挑む。
松山騎手が「強い馬もたくさん出てくるけど、自分の競馬をするだけ。馬の力を信じて頑張りたい」と言えば、杉山晴師も「さらに強いステージに上がれる馬。ここを突破することができれば、GI馬のなかでもさらに特別な馬になっていくと信じています」と結んだ。先週、“先輩”アーモンドアイが駆け抜けた府中の直線で、デアリングタクトが歴史的名牝への道を力強く駆け上がる。 (斉藤弘樹)
★オークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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絶好の2枠4番でいい所入った。軸は固いかな。