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天皇賞・春の追い切りが29日、東西のトレセンで行われた。栗東では、2017年の菊花賞を制したキセキが、CWコース単走で折り合い重視でしまいを伸ばした。史上最多の天皇賞・春8勝を誇る武豊騎手(51)=栗・フリー=との新タッグで、王座復権を狙う。前哨戦の阪神大賞典を勝ったユーキャンスマイルは、坂路での併せ馬でソフトに仕上げた。なお、枠順はきょう30日に決まる。
俺はこんなもんじゃない!! 復権への高ぶる思いを内に押し込めるように、3年前の菊花賞馬キセキが淡々とCWコースを駆け抜けた。動きを見届けた角居調教師は、納得の表情で切り出した。
「先週、ジョッキーが乗って動かしているので、状態の確認程度。動かしていないけど、馬はスイッチが入っていて大丈夫だと思います。状態はいいですよ」
ゆったりしたペースの単走で発進。手綱を抑えて我慢を利かせ、コーナーでは外ラチ沿いを通った。直線ではストライドを伸ばして加速し、馬なりでラストを11秒9でまとめた(5ハロン66秒1)。22日の1週前追い切りで、武豊騎手を背にCW6ハロン82秒3-11秒5をマークしており、体はきっちり仕上がっている。
前走の阪神大賞典はゲートが開いても出ていかず、大きく出遅れ。道中では力んで“暴走”して7着に沈み、発走調教再審査を課された。陣営は史上最多の天皇賞・春8勝を誇る名手を迎え、人馬のコンタクトを取りながらメンタル面を重視して立て直しを図った。
2週前、1週前と続けて追い切りに騎乗した“平成の盾男”は「さすがGIホースという動きで、状態の良さは伝わってきた。ゲートはトレセンでは問題ないけど、いろいろ課題は多いかなというイメージ」とジャッジ。それでも、「あまり先入観を持たずに自分の感覚を大事にしたい。菊花賞を勝っていてスタミナはあると思うので、この馬の力を出せればと思う」と腕をぶす。
角居調教師が「(武)豊マジックで“奇跡”を見たいと思っている」と馬名になぞらえて期待を込めれば、武豊騎手は「これまで数多くの名馬で勝たせてもらって、全部が鮮明に覚えている印象深いレースです。今回は(京都競馬場の)スタンド改修前最後の天皇賞。お客さんがいないのは残念ですが、いい騎乗をしたい思いは強いです」と結んだ。
課題を克服し、クラシックウイナーの本領を発揮できれば、“名馬の系譜”に新たな一頭が加わるに違いない。(川端亮平)
★天皇賞・春の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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