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3月31日の中山11Rで行われた第27回マーチS(4歳以上オープン、GIII、ダート1800メートル、ハンデ、16頭立て、1着賞金=3600万円)は、藤岡康太騎手騎乗で1番人気に支持されたスワーヴアラミス(牡5歳、栗東・須貝尚介厩舎)が、好位追走から最後の直線で抜け出すと、勝負どころから猛烈な勢いでまくり馬体を並べかけたクリンチャー(4番人気)を競り落としてV。重賞初挑戦ながら、堂々の走りで初タイトルを獲得した。勝ちタイムは1分51秒3(稍重)。
クビ差2着がクリンチャー(4番人気)、さらに2馬身1/2差の3着には後方から追い込んだレピアーウィット(8番人気)が入線した。
◆藤岡康太騎手(1着 スワーヴアラミス)「レースが2日延びてしまったけど、厩舎がうまく仕上げてくれて状態は良かった。ただ、気持ちの部分で落ち着きすぎていて、スタートもここ2戦より鈍く、自分から走る感じもなくて…。でも、直線も一度も抜かされはしなかった。勝負根性とポテンシャルの高さですね」
マーチSを勝ったスワーヴアラミスは、父ハーツクライ、母ベイトゥベイ、母の父Sligo Bayという血統。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産で、馬主は(株)NICKS。通算成績は18戦6勝。重賞初制覇。管理する須貝尚介調教師、騎乗した藤岡康太騎手ともにマーチS初勝利。
★31日中山11R「マーチS」の着順&払戻金はこちら
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