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秋のGIシーズン到来に合わせて、新企画「漆山教授のGI因数分解」がスタート。東大卒で、サンスポ競馬担当きっての知性派・漆山貴禎記者がスプリンターズSをさまざまな角度から分解した。スピード能力、展開、世代など、独自の視点から教授が導き出した“解答”とは…。
以前に所属していた夕刊フジでは怪しいエロドクターや“勝券会社”社長に扮し、今度は教授に任命された。大学で散々お世話になったT先生は、きっとあきれることだろう。しかし“赤門”の看板を汚すわけにはいかない。GIシリーズ開幕戦をクリアに解析してみせます。
(1)1分7秒4の壁
スプリンターズSは極限のスピード比べとなる一戦。まず芝1200メートルの持ち時計に注目してみたい。過去10年の勝ち馬のうち7頭は、ベストタイムが出走メンバー中5位以内。さらに、連対馬20頭中14頭は1分7秒4以下で走った経験があった。
今年、その基準をクリアできていないのがダノンスマッシュだ。勝ちタイムが1分7秒3の今年の高松宮記念は、1番人気で4着。1分7秒5だった。時計勝負では意外なもろさを見せる可能性がある。
(2)ノンストップ
今年の中山芝1200メートルで、4コーナーで3番手以内に位置していた馬は【11・15・9・47】の好成績。連対率31・7%は2010年以降で最も優秀な数字で「過去10年で最も前が止まりづらい」といえる。同様に連対率が3割を超えた10年は、ウルトラファンタジーが逃げ切っている。
(3)世代交代
今年の芝1200メートルの古馬オープン戦は4歳馬が7勝を挙げ、他の世代を圧倒している。昨年は5歳(現6歳)馬が11勝で勝利数はトップだったが、3歳(現4歳)馬が【2・5・4・14】で連対率(28%)はトップだった。今年になって6歳馬の勢いが衰え、逆に充実期を迎えた4歳馬が台頭しているという図式が成り立つ。
★注目馬
3つのファクターを踏まえると、浮上するのは4歳馬のモズスーパーフレアだ。中山芝1200メートルでは全て先手を奪って【3・1・0・0】と連対率10割。馬体重26キロ増の北九州記念(4着)をひと叩きされての上積みも大きいはずだ。春秋制覇を狙うミスターメロディに、サマースプリント王者タワーオブロンドンも強い4歳世代で有力候補。最大の穴候補は、持ち時計上位で昨年2着のラブカンプーだ。 (漆山貴禎)
漆山 貴禎(うるしやま・きよし) 1981(昭和56)年9月5日生まれ、37歳。山形県出身。東大文学部卒。2005年から夕刊フジで中央競馬を担当し、昨年4月にサンスポに異動。“赤門”出身らしいデータ分析と、取材でつかんだ情報をミックスした予想が身上。『NST みんなのKEIBA』(新潟地区放送)で春、秋開催の解説を務めている。
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