第215話 「阪神JF」
07年 34.4-23.7-35.7 =1.33.8 ▼ 4±0△12 平坦戦
08年 35.2-24.4-35.6 =1.35.2 ▼ 4▼6△11 瞬発戦
09年 35.1-24.5-35.3 =1.34.9 ▼ 5▼7△13 瞬発戦
10年 35.8-25.4-34.5 =1.35.7 ▼10▼5△ 4 瞬発戦
11年 35.8-24.4-34.7 =1.34.9 ▼ 5▼7△10 瞬発戦
07年こそ中盤が速く平坦戦になっていますが以外は全て連続加速の瞬発戦というレース傾向。
瞬発力があって長く使える脚が重要で阪神外回りらしいレースと言えます。
過去5年では勝ち馬は全て差し馬、しかも4頭は4角10番手以降の位置取りでした。
2着でさえ先行馬で残ったのは昨年の
アイムユアーズのみとなっていて基本的には差し馬向きのレースです。
テンで一度脚を使って中盤で脚を溜め再度上がりで長い脚を使うというのは2歳牝馬とすれば困難なのでしょう。
前走で逃げor先行だった馬の成績は0-0-4-37(勝率0.0%、複勝率9.8%)と散々です。
3連系以外の馬券は前走逃げor先行した馬は思い切って無印でOKかもしれません。
(とはいえ今年の登録馬では10/34頭なのでそれほど削れないかも)
では、過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
1着馬
トールポピー 【瞬2平1消0】▼7△1△ 1 ▼ 4±0△ 2 ▼11△10▼4
ブエナビスタ 【瞬1平0消0】▼1±0▼ 6
アパパネ 【瞬2平0消0】▼8▼7△12 ▼14▼ 4▼1
レーヴディソール 【瞬2平0消0】▼5△1▼ 1 ▼ 7▼ 6▼1
ジョワドヴィーヴル 【瞬1平0消0】▼6▼5▼ 6
2着馬
レーヴダムール 【瞬0平1消0】▼4△2▼ 2
ダノンベルベール 【瞬2平0消1】▼9▼5△ 2 ▼ 5△4△ 1 △ 6△ 9△3
アニメイトバイオ 【瞬0平2消1】▼3▼4△11 ▼ 3▼4△ 5 ± 0△ 1△2
ホエールキャプチャ 【瞬2平1消0】▼4▼4△ 5 △ 1▼5△ 2 △ 7▼ 6△5
アイムユアーズ 【瞬1平2消0】±0▼2△ 4 △ 7▼1△ 3 △ 5▼ 5△2
ラップギア的には1着馬と2着馬でははっきりと分かれています。
1着馬は瞬発タイプの馬ばかり。
特にラスト1Fで加速が生じたレース実績があり、そして加速が2度あるレース実績がありました。
2着馬のタイプはバラバラ。
加速が2度なかった馬でも2着には来ています。
これには要因があります。
偶然かもしれませんが過去5年のこのレースでは1着馬は前走500万以下のクラスでのレース出走馬ばかりで違うのは前走デイリー杯を制し連勝中だった
レーヴディソールのみ。
2着馬になるとレーヴダムール以外は全てOP以上のクラスで連対実績があった馬ばかりとなっています。
つまり、このレースは1着馬は瞬発タイプの馬を選び(>下のクラスならラスト1Fで加速など上積みが見込める馬は特注)、2着馬は適性はズレルかもしれないがOP以上のクラスで実績があるこの時期で能力の高い馬を選べばOKということ。
今年も登録馬が34頭とかなり多い状況ですが牡馬に比べて牝馬は「これは!」という馬はあまりいない印象です。
その中でもイチオシは
サンブルエミューズ。
ラップだけ見れば前走より更に上昇可能なはず。
但し、不安材料もあります。
新潟の未勝利戦では逃げて突き放して圧勝だったのに前走ではスタート後馬が進んでいかずポツンと最後方。
そこからマクリ気味に差し切っての勝利でした。
騎乗した岩田Jが2歳のOPにも関わらずガッツポーズをしたのが印象的でしたが、今回はその岩田Jが騎乗出来ずどうやら津村Jへ乗り替わりみたいです。
津村Jがどうのこうのということではなく逃げたりシンガリだったりの馬がいきなりのテン乗りで大丈夫か?というのが1点。
血統的にもそうですが前走の勝ち方を見ると(>厳密に言えば3~4コーナーの機動力)中山向きの気がしないでもないなぁ、というのがもう1点。
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サンブルエミューズ→ローブティサージュ→コレクターアイテム
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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