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「十(とお)で神童(しんどう)十五で才子(さいし)二十歳(はたち)過ぎればただの人」という言葉をご存じだろうか?
幼い頃は並外れた才能の持ち主と思われていた子でも成長するにつれ全く平凡な人になってしまうことの喩えだ。
「末は博士か大臣か」という言葉もある。こちらは優秀な子を称賛するためだけに作られた言葉で、期待ばかりが膨らんだ何とも無責任なフレーズ。今の世の中、博士やまして大臣になりたいと思う子供がどれだけいるか分からぬが、子供というのは実際には周囲の期待通りには育たず、良い意味でも悪い意味でも親の予想を覆すのが一般的だ(笑)。
飼っている小桜ボタンというインコの名前はリーフ。2羽買ったうちの1羽でもう1羽の方はグレイという名前だった。「だった」というのはグレイが亡くなってしまったからだが、2羽の関係はグレイが賢く、リーフがちょっとお馬鹿さんだった。気が利くのもグレイでリーフは自由奔放。面倒見がいいグレイは餌をリーフにあげ、リーフは自分でも食べるのでいつも太っちょ。一方グレイはやせっぽち。そのグレイが亡くなった後、リーフにある変化が起きた。
人になどまるで興味の欠片もなかったリーフが、相棒がいなくなった途端に人懐っこくなり「リーフ」と呼べばこちらを向くし、飛んで来るようになったばかりか「リーフちゃん!」と言葉まで喋るようになったのだ。(笑)
何がきっかけで変わるか分からない。神童でも才子でもなかったはずのリーフが今や天才となり、末恐ろしいまでに賢かったグレイは大人になる前にこの世を去ってしまった。
人もペットも、才能の見立てなんてものは全くアテにならない。環境に応じて能力は変わるし、成長の度合いも個体差もある。早くから頭角を現した者がそのまま逃げ切る場合もあれば、大器晩成の者もいる。なかなか難しい…なんて考えながらJRAレーシングカレンダーをふと見ると今週末メインは早くもローカルの香り漂う函館SS。では今週の格言を紹介しよう。
曰く「函館SSは牝馬クラシックの返り咲きを狙え」。
たとえば昨年勝ち馬のナムラクレアは2歳小倉重賞からクラシックを沸かせ、6番人気の桜花賞で3着し、その後ここを勝った。ちょっと古いが2016年の勝ち馬ソルヴェイグもフィリーズレビュー勝ちの後、桜花賞を17着と大敗し人気を落としたこのレースを快勝し、能力の高さを改めて示した。
牝馬クラシックで終わった、と判断された馬が短距離路線に矛先を向けその才能をもう一度開花させるレース、それが函館SSの正体だ。
ウォーターナビレラは桜花賞2着馬。その後は5戦連続2桁着順に甘んじているが、距離適性や不良馬場など、1戦1戦細かく分析すれば、敗因はそれぞれ説明がつく。良馬場の芝1200mに戻り、メンバーが軽くなれば重賞の1つや2つは獲れるだろう。
「6歳過ぎればただの駄馬」となる前に短距離路線に活路を見出し、新たな道を進んで欲しいものだ。
(文:のら~り)
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