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【プロキオンS】キングズガードが差し切って重賞初V

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【プロキオンS】キングズガードが差し切って重賞初V

 7月9日の中京11Rで行われた第22回プロキオンステークス(3歳以上オープン、GIII、ダート1400メートル、別定、15頭立て、1着賞金=3600万円)は、藤岡佑介騎手騎乗の5番人気キングズガード(牡6歳、栗東・寺島良厩舎)が快勝。寺島良調教師は開業2年目でJRA重賞初制覇を果たした。タイムは1分22秒9(良)。2馬身差の2着はカフジテイク(1番人気)で、さらに1馬身1/4離れた3着はブライトライン(6番人気)だった。

 レヴァンテライオンがまずハナを奪ったが、トウケイタイガーがかわしてレースを引っ張った。ベストマッチョアキトクレッセントは6、7番手あたりにつけ、キングズガードカフジテイクをマークする形で後方3番手。直線に入ると、3~4番手につけていたゴーインググレートがいったん抜け出したが、内で待機していたキングズガードがスペースを割って一気に伸び、トップでゴールを駆け抜けた。外を回って伸びてきたカフジテイクが2着に食い込み、ブライトラインがゴーイングレートをかわして3着へ。2番人気アキトクレッセントは12着、3番人気イーデンホールは8着だった。

 キングズガードは、父シニスターミニスター、母キングスベリー、母の父キングヘイローという血統。北海道浦河町・日進牧場の生産馬で、馬主も(有)日進牧場。通算成績は27戦8勝(うち地方1戦0勝)。重賞初勝利。プロキオンS寺島良調教師、藤岡佑介騎手ともに初勝利。

 ◆藤岡佑介騎手「ある程度、流れが落ち着くと思っていたし、外を回っていては届かない。レース前に先生(寺島良調教師)と相談してインを突こうということになりました。ロスなく立ち回って脚がたまっていたし、外に出す時に迷惑をかけてしまったけど、直線は確実に脚を使ってくれます」

★9日中京11R「プロキオンステークス」の着順&払戻金はこちら

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