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12日の東京11Rグリーンチャンネルカップ(3歳上オープン、ダート1400メートル)は、内田博幸騎手騎乗の9番人気グレイスフルリープ(牡5歳、栗東・橋口弘次郎厩舎)が好位追走から抜け出して快勝。オープン初勝利を飾った。タイムは1分23秒0(良)。
内からナンチンノンが積極的に先手を取り、ゴーイングパワーが2番手。外からグレイスフルリープが3番手につけて、その後ろにシンゼンレンジャー、タールタン、ニシケンモノノフなどが続く。人気のレッドアルヴィスは出遅れ、そこからリカバリーして中団に取り付いた。直線に向いてもナンチンノンは粘りを見せたが、3番手のグレイスフルリープが手応え良く抜け出す。内ラチ沿いからニシケンモノノフも追い上げたが、1馬身1/4差の2着まで届くのが精いっぱい。グレイスフルリープは6カ月半ぶりの実戦を克服して初のオープン勝ちを果たした。2着は3番人気のニシケンモノノフ。さらに1馬身差の3着が4番人気のタールタンだった。
グレイスフルリープは、父ゴールドアリュール、母ラビットフット、母の父Seeking the Goldという血統。通算成績は24戦6勝となった。
内田騎手は「砂をかぶらないように3番手で進めました。追い出してからの反応も良かったですし、いい馬ですね。マイルくらいまでなら楽しみですよ」と初騎乗での快勝に笑顔を見せていた。
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