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今週は中央競馬の牡馬クラシック第1弾となる皐月賞(16日、中山、GI、芝2000メートル)が行われる。東西サンスポの精鋭記者が、1週間の密着取材で皐月賞の勝ち馬を探る企画『東西現場記者走る』は、連載2日目。担当の大阪サンスポの山口大輝記者(25)は、牝馬ながら主役級の注目を集めるファンディーナの高野友和調教師(41)を直撃。69年ぶりの牝馬Vを目指す理由に迫った。
天気予報通りの雨音にうんざりしながら2日目がスタート。この日のターゲットは最も重要な存在だけに、雨ごときに負けてはいられない。
1948年ヒデヒカリ以来69年ぶりの牝馬の優勝を目指すファンディーナは、3戦3勝の戦績もすばらしいが、新馬戦が9馬身差、前走のGIIIフラワーCが5馬身差の圧勝と強さも破格だ。
厩舎を訪ねると、高野調教師が快く取材に応じてくれた。牡馬相手の皐月賞参戦の意図は? 一番の理由はローテーションだ。フラワーCから桜花賞は中2週、皐月賞は中3週となる。「調整がしやすくなりましたよ。中3週だと、レース後の1週間を回復に充てることができます。牝馬ですから、特にそこは大きいです」。牝馬は一般的に繊細な面があるだけに、体力の回復に向け、この1週間の差は大きい。
実際に、先週5日の1週前追い切りは、坂路の併せ馬でビッシリと追うことができた。4ハロン(800メートル)54秒1-12秒4で、ナッシングエルス(未勝利)に2馬身先着。「やろうと思えばいくらでも時計は出ますが、今週は軽めです」。1週前にしっかりと追って、12日に予定している追い切りを軽めにするのは、フラワーCと同じパターン。今回も能力はしっかりと出し切れそうだ。
高野調教師は当然、能力にも手応えを感じている。「もともと能力を感じてはいましたが、競馬で出せるかは別の話になります。思っている以上に本番で力を出せる馬でしたね」。デビュー前はゲートに不安を抱えていたが、過去3走はすべてスタートに問題はなかった。道中で折り合いを欠くこともなく、ラストもしっかりと伸びる。そういったレースセンスのよさも、大きな武器だ。
牡馬相手より、最後は自分との戦いだと高野調教師はみている。「不安は牝馬だということに尽きる」。かりかりした気性で、カイバ食いが細い面も。だがトレーナーは、牡馬相手に2015年ジャパンCを勝ったショウナンパンドラを手掛けた実績がある。追加登録料200万円を払っての参戦でもあり、力を発揮できる態勢さえ整えれば、通用するという自信を持っているように思えた。
歴史を塗り替える名牝になるのかも…。その可能性も頭に浮かんだが、まだまだ序盤戦。男の意地をみせる馬を探りたい。(山口大輝)
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