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【シルクロード】ダンス最速末脚で史上初連覇!

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【シルクロード】ダンス最速末脚で史上初連覇!

 第22回シルクロードステークス(29日、京都11R、GIII、4歳上オープン国際、ハンデ、芝・内1200メートル、1着本賞金3900万円=出走13頭)武豊騎乗で3番人気のダンスディレクターが、メンバー最速の末脚(3ハロン33秒1)で差し切り、重賞2勝目を挙げた。同レース史上初の連覇で勢いをつけた7歳馬は、高松宮記念(3月26日、中京、芝1200メートル)でGI奪取を狙う。タイム1分7秒8(良)。2着はセイウンコウセイ、3着はセカンドテーブル。1番人気のネロは11着に敗れた。

 レース直前に降り始めた雨も、トップタイのハンデ57・5キロも何のそのだ。ダンスディレクターが、鮮やかに差し切って史上初の連覇を達成。コンビ2戦目でVに導いた武豊騎手は、笑顔で振り返った。

 「最後の直線にかけて、よく伸びてくれました。一瞬の脚はいいものがあって、いいスプリンターだと思います」

 スタートは五分に出たが、道中は中団後方でじっくり構えた。「ラストはいい脚を使えるので、道中はむだに動かないと決めていた」。1、2番人気のネロソルヴェイグが前で引っ張る中でも鞍上に迷いはなかった。最後の直線半ばでスムーズに外に持ち出すと、ためていたパワーを一気に発散。メンバー最速の上がり3ハロン33秒1の末脚を繰り出してゴールに飛び込んだ。

 過去11頭の前に立ちはだかった連覇の壁を乗り越えての重賞2勝目。存在感を示した7歳馬は、昨年はレース当週に左前脚の筋肉痛で無念の出走回避となった高松宮記念へ直行する。笹田調教師が「いうことがないね。年を重ねても健在というところを見せてくれた。去年は残念だったから、その分もね」と力を込めれば、武豊騎手は「まだまだ活躍できると思います」と太鼓判を押した。この日、昨年の最優秀短距離馬ミッキーアイルが電撃引退を発表。戴冠のチャンスは十分ある。

 前週はマカオ遠征で不在だった武豊騎手は、土、日で6勝を挙げてリーディング2位に浮上した。また、笹田厩舎の管理馬では、京都金杯のエアスピネルに続き、今年の重賞2勝目。今週はその相棒とともに東京新聞杯(GIII、芝1600メートル)に臨む。

 「またがんばります」

 勝ってかぶとの緒を締めた名手は、如月に替わっても主役を務めそうだ。 (川端亮平)

★29日京都11R「シルクロードステークス」の着順&払戻金はこちら

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