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中央競馬ニュース
２０日の東京９Ｒ新緑賞（３歳５００万下、芝２３００メートル）は、吉田豊騎手騎乗の６番人気ピュアソルジャー（牡、美浦・大久保洋吉厩舎）が直線で追い込みを決めて待望の２勝目をマーク。タイムは２分２３秒０（良）。
ネコタイショウが先手を取るが、スタート直後はやや先行争いのシーンが見られる。１～２コーナーで流れが落ち着くと、向こう正面で再びネコタイショウが加速。マンインザムーン、オリバーバローズなどが好位につけて、ホップアップハートは後方を追走する。直線は横に広がっての叩き合い。インからマンインザムーン、間からワールドレーヴ、外からサンバジーリオなどが脚を伸ばしたが、ゴール寸前で外から２頭が襲いかかる。４コーナーで後方２番手にいたピュアソルジャー、最後方にいたブリリアントの２頭が一気に前をかわし去り、わずかにピュアソルジャーがクビ差先着。２着が４番人気のブリリアントで、１／２馬身差の３着に１番人気のマンインザムーンが入っている。
ピュアソルジャーは、父ジャングルポケット、母ラブアンドピース、母の父キングカメハメハという血統。祖母ピースオブワールドは最優秀２歳牝馬。通算成績は１１戦２勝となった。
吉田豊騎手は「この頭数だしペースも速くならなかったので、位置取りは後ろでも離されずに追走できましたからね。早めに先頭に立つとソラを使うので、そこを注意しながら追い出しましたが、いいタイミングで外に出せましたからね。きょうはうまくいきましたよ」とようやく手にした２勝目を振り返っていた。
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