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【中京記念】高倉フラガ、親孝行重賞初V

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【中京記念】高倉フラガ、親孝行重賞初V

 第60回中京記念(22日、中京11R、GIII、3歳上オープン国際(特指)、ハンデ、芝1600メートル、1着本賞金3800万円 =出走16頭) 高倉稜騎乗、5番人気のフラガラッハが後方一気の差し切り勝ちを決め、今年創設されたサマーマイルシリーズの開幕戦を制した。人馬ともに重賞初Vで、タイム1分35秒1(良)。2着は6番人気のショウリュウムーンが入り、1番人気のダノンヨーヨーは7着だった。フラガラッハは第2戦の関屋記念(8月12日、新潟、GIII、芝1600メートル)に進み、シリーズ王者を目指す。

 曇天の尾張に高倉稜騎手の咆哮(ほうこう)がとどろいた。デビュー3年目、19度目の挑戦で手にした重賞初勝利。馬上からフラガラッハに抱きつき、全身で喜びを表した。

 「ノメっていたけど、馬の力を信じて乗って、勝つことができました。重賞勝利は今年の目標だったので、本当にうれしい」

 道中は後方でじっくりと構えた。直線では狭くなりかけた進路を力強くこじ開け、メンバー最速の上がり3ハロン34秒7の末脚で、荒れた馬場を突き抜けた。

 有言実行のVだった。この日に狙いを定め、熊本在住の父・幸志さん、母・智恵子さん、兄・健志さんをスタンドに招待。家族は15日に達成した通算100勝に合わせた来場を望んでいたが、重賞開催日にこだわった。初コンビを組んだ前走時(米子S1着)からゲート練習や調教にまたがって意思疎通をはかり、クセのある馬を手の内に入れていた。「いい親孝行になってよかったです」とはにかんだ。

 通算101勝となり、次戦からは減量の恩恵がなくなるが、高倉騎手は「普段通りに乗れるようにずっとイメージしながら乗ってきたので、減量が取れても関係ないです」と力を込めた。一戦ごとに自信を積み重ねてきた20歳の目は、さらなる高みをみすえている。 (川端亮平)

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