中央競馬ニュース

【ファルコンS】不良馬場なんの!ドラフタ重賞初V

 0   1   1,253
シェアする  x facebook LINEで送る
【ファルコンS】不良馬場なんの!ドラフタ重賞初V

 第30回ファルコンステークス(19日、中京11R、GIII、3歳オープン国際(指)、別定、芝1400メートル、1着本賞金3800万円=出走18頭)田辺裕信騎乗の2番人気、トウショウドラフタが後方待機から直線で鮮やかに差し切って3連勝で重賞初制覇を飾った。タイム1分25秒0(不良)。アンライバルド産駒はJRA重賞初制覇。今後はNHKマイルC(5月8日、東京、GI、芝1600メートル)が目標になる。1番人気のシュウジは12着に敗れた。

 不良馬場に苦しむライバルを横目に、外から突き抜けた。トウショウドラフタが差し切り、3連勝で初の重賞タイトルを奪取した。

 「手応えよく直線に向いて、差し切れるのではと思いました。でも、馬場がまれにみる悪さで、気を抜けなかったですね。いつもはもっとシュッとはじけるので」。全身泥だらけになった田辺騎手がレースを振り返った。

 前半3ハロン33秒3と速い流れの中、中団やや後方をキープ。直線は外へ持ち出すと、道悪に脚をとられながらも、メンバー最速タイの上がり(3ハロン38秒5)で並ぶ間もなく抜け出した。

 萱野調教師は2002年のサンスポ賞フローラSニシノハナグルマで制して以来の重賞制覇。次走のNHKマイルCに向けて、期待も膨らむばかりだ。

 「切れで勝負する馬だけど、不良馬場をこなしてくれてよかった。一戦ごとに馬がしっかりして、折り合いもつくようになってきたから、マイルでも大丈夫だと思う」と指揮官。桶狭間で名声を高めたアンライバルド産駒が、勢いに乗って3歳マイル界の頂点を狙う。 (鈴木康之)

 ◆横山典騎手(ブレイブスマッシュ2着) 「馬場は気にしなかったし、距離短縮もよかった」

 ◆太宰騎手(シゲルノコギリザメ3着) 「左回りの方がモタれ方はましだった。すごく根性がある」

 ◆岩田騎手(シュウジ12着) 「返し馬から走りにくそうな感じで、3コーナーで手応えが怪しかった」

★19日中京11R「ファルコンステークス」の着順&払戻金はこちら

トウショウドラフタ 父アンライバルド、母ウイッチトウショウ、母の父ジェイドロバリー。栗毛の牡3歳。美浦・萱野浩二厩舎所属。北海道新ひだか町・トウショウ産業株式会社トウショウ牧場の生産馬。馬主はトウショウ産業(株)。戦績7戦4勝。獲得賞金7878万3000円。重賞初勝利。ファルコンS萱野浩二調教師、田辺裕信騎手ともに初勝利。馬名の意味は「冠名+立案者」。

この記事はいかがでしたか?
ナイス (1)
 ナイス!(1

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月16日()
マーメイドS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

6月9日()
エプソムC G3
函館SS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る