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ジャガーメイルが09年の復帰戦で天皇賞・春に出走する。昨秋のアルゼンチン共和国杯では後のJC優勝馬スクリーンヒーローの2着。香港ヴァーズでは海外の強豪を相手に3着と能力はGI級だ。関東馬は今年の平地GI4戦で掲示板1頭と惨敗だが、先週のフローラSは優勝を含む4頭が上位を占めた。海外経験に加え名手アンカツを迎えた素質馬が4カ月の不利を乗り越え、いざ反撃!
今季初戦がいきなり長丁場のGI戦。常識では狙いづらいジャガーメイルだが、その不安を補って余りある魅力を持っている。まずはフレッシュな状態面だ。
「裂蹄は工夫してケアしているので大丈夫ですね。先週の追い切りでも息が上がっていなかったし、弱い面があった昨年の春に比べると、見た目もガッシリしています」
担当の渡辺調教厩務員が認めるように、体質の強化は目を見張る。3歳秋のデビューから1年1カ月で5勝の大出世。前走後に右前脚の裂蹄を発症した影響も感じられない。先週は名手・安藤勝騎手を美浦トレセンに招いて追い切られ、ビッシリと併せ馬を消化。仕上がりも上々だ。
実績も胸を張れる。昨年はスクリーンヒーローと1勝1敗。アルゼンチン共和国杯は1馬身1/2差で敗れたが、ハンデ53キロのスクリーンに対しジャガーは56キロ。机上の計算なら逆転は可能。暮れの香港ヴァーズでもハナ、頭差の3着。ドクターディーノ、パープルムーンといった歴戦の強者相手の好走は自信になった。
「この距離は初めてですが、あの末脚を使えれば、いい競馬になってもいいと思います」
渡辺調教厩務員も持ち味の末脚を信じている。ローレルゲレイロ(高松宮記念)、スーパーホーネット(マイラーズC)と暮れの香港に遠征した馬は帰国後に重賞制覇。海外で得た財産は同じものがあるだけに、「負けないようにしたいですね」と意気込む。
年明け初戦で天皇賞を好走した例では97年の関東馬サクラローレル(2着)がいる程度。しかも今季JRA平地GI4戦で出走した70頭中、関東馬は20頭。掲示板(5着以内)を確保したのがカジノドライヴ(フェブラリーS2着)1頭だけと“西高東低”は深刻だ。だが、先週のサンスポ賞フローラSでは優勝馬ディアジーナを筆頭に上位5頭中4頭が関東馬と反攻の兆しは見えてきた。海外の強豪とも互角に渡り合える能力を持つジャガーメイルが、底を見せていない魅力を武器に東の意地を見せつける。(黒田栄一郎)
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