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【阪神JF】ド根性娘、ステイ産駒クロコが主役!

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【阪神JF】ド根性娘、ステイ産駒クロコが主役!

 阪神ジュベナイルフィリーズに出走するクロコスミアは地味な存在ながら、軽視できない実力の持ち主。メンバー最多のキャリア7戦を積み重ねて、着実にステップアップしてきた。400キロ台と小柄な根性娘が、叩き上げの底力を見せつける。

 良家のお嬢様にも、すでにタイトルを手にしているエリートにも負けない。気温1度と冷え込んだ栗東で、叩き上げのクロコスミアが闘志をたぎらせた。担当の北添助手は、着実にレベルアップしてきた姿に目を細める。

 「精神的に強くて、使ってもへこたれない。どんどんよくなっている」

 6月の函館でデビュー後、札幌2歳S3着まで夏の北海道シリーズで5戦を消化。アルテミスS(3着)では賞金を加算できなかったが、赤松賞でようやく2勝目を挙げて、この舞台に駒を進めてきた。

 「長く脚を使うタイプで、前走のようなスローの瞬発力勝負は苦手だと思っていたけど、こなしてくれた。成長を感じたし、競馬の幅も広がった」。今や展開不問で差し脚は力強さを増した。メンバー最多のキャリア7戦はダテではなく、その経験は今年のような混戦では大きな武器になる。

 400キロ台と小柄な牝馬で、ここ2戦は東京への長距離輸送もあった。大きな上積みは見込めなさそうだが、旺盛な食欲がそんな常識を覆す。軽量の牝馬なら1日5升のカイバを食べきれないこともあるが、クロコスミアは6、7升をぺろりと完食。よく食べて、よく働く。まさに“叩き上げ”の鑑だ。

 「底力が問われそうなコースはいいと思う。気の強さがいい意味で勝負根性にもつながっている」と陣営の期待は高まるばかり。馬名の由来になったクロコスミアは夏の花だが、仁川のターフで季節外れの大輪の花を咲かせる。  (川端亮平)

阪神ジュベナイルフィリーズの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら

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