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【中山金杯】アクシオン有力…血統診断

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 昨年の覇者アクシオンは、大種牡馬サンデーサイレンスの産駒。SS産駒は過去10年に行われた中山芝2000メートル342レースのうち40勝を挙げており、オペラハウスとブライアンズタイムの15勝を引き離して断然のトップだ。この舞台への適性は高い。母系もヘヴンリーロマンス(05年天皇賞・秋)やシルクプリマドンナ(00年オークス)と同じ一族で、優秀なファミリーだ。SS×ノーザンダンサー系の配合は成長力が豊富で高齢でも活躍する馬が多く、エアシェイディ(SS×ノーザンテースト)が9歳時の昨年に日経賞で2着した例もある。年齢的な衰えも気にならず、連覇が有力だ。

 SS系種牡馬のアグネスタキオンスペシャルウィークも、それぞれ同13勝と好成績だ。タキオン産駒ミステリアスライトと、スペシャル産駒ナリタクリスタルにも高い期待を寄せていい。両馬の比較では、母が米GIゲイムリーH勝ちのミステリアスを上とみる。

 同じSS系でも、フジキセキ産駒はマイラー色が強い。2000メートルに好実績があるゴールデンダリアだが、血統的には前走の千八の方がいいだろう。モエレビクトリーの父ゴールドヘイローは、地方競馬で活躍馬を出しているようにダート向き。芝で高速決着になると分が悪い。

 タニノギムレット産駒はアブソリュートセイクリッドバレーダイワジャンヌの3頭がエントリー。こちらもマイラー色が強いし、馬場が広いコース向きで条件的には微妙。ただし、アブソリュートは同じ一族からスクリーンヒーロー(08年ジャパンC)、ステージチャンプ(95年ステイヤーズS)といった活躍馬が出ているだけに、その底力には注意したい。

 コスモファントムの父スティーヴンゴットイーヴンは米GIドンHの勝ち馬で、産駒は05年の米最優秀2歳牡馬スティービーワンダーボーイをはじめ、ダートのマイル前後での活躍が目立つ。ファントム自身は芝の中距離重賞でも活躍しているが、母系も短距離色が濃く、本質的には2000メートルは長い。(血統取材班)

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