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【マイルCS】国分強心臓!マジ狙う初GI

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【マイルCS】国分強心臓!マジ狙う初GI

 フレッシュなコンビに大仕事の予感が漂う。デビュー2年目の国分恭介騎手(19)=栗・五十嵐=と、テイエムオーロラだ。前走のGIII府中牝馬Sで、人馬とも重賞初V。今年JRA48勝を挙げるなど、思い切りのいい騎乗で評価が急上昇中のホープが、同じく上り調子の4歳牝馬とのタッグで金星奪取に挑む。

出走予定馬へ

 デビュー2年目の若武者が2週連続でGIの舞台に立つ。自身のデビュー直後から手綱を取り、ともに成長してきた人馬。国分恭介騎手とテイエムオーロラが、熱い注目を浴びている。

 「前走は本当にうれしかった。いい馬に乗せていただいたおかげですね。どんどん馬体が充実して、馬がすごく良くなっています」

 国分恭が初々しく振り返る重賞初Vは、前走の府中牝馬S。5人いる同期生の中で、重賞勝ちは一番乗りだった。3走前のマーメイドSも格上挑戦で3着に好走したが、この時は「思い切った競馬ができなくて」悔いを残す結果に。その反省を踏まえた前走は、果敢にハナを奪って堂々たる逃げ切り勝ちを収めた。

 昨年3月1日、まさに騎手としてデビューする当日に、師匠である五十嵐調教師が愛弟子の初勝利を意識して準備した馬が、当時3歳未勝利の身だったオーロラだった。ところが、3日前の調教中に落馬負傷。涙を流して「乗ります」と直訴したが、五十嵐師は「とても乗れる状態ではない」と騎乗を許さなかった。

 この悔しさをバネに、1年目は23勝をマーク。今年はすでに2倍以上の48勝を挙げている。そして今年3月。休み明けのオーロラとコンビを組むと、一気に3連勝。たゆまぬ努力で腕を磨いてきた国分恭が、その相棒とついに大一番に挑む。

 「スタートが速いのでいいところにつけて競馬をしたいですね。せっかく大きな舞台に乗せていただけるので、自信を持って乗るだけです」

 GI初挑戦となった先週のエリザベス女王杯でも、自厩舎のテイエムプリキュア(17着)で大逃げを打ち、度胸のいいところを見せたばかり。五十嵐師が「アイツは天然や」と評価する強心臓の若武者が、勢いに乗るオーロラとGI奪取を目指す。(黒田栄一郎)

 

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