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3歳馬による第58回シンザン記念(GⅢ、芝1600メートル)が1月8日、京都競馬場で行われる。過去の勝ち馬にアーモンドアイなど後のGⅠ馬が名をつらねる出世レースを制するのは、どの馬か。
ナイトスラッガー(栗東・小栗実厩舎、牡)はCBC賞を勝ったトーホウアマポーラの子。新馬勝ちこそならなかったが、2走目で速い上がりをマークして楽々と抜け出し、3馬身半差で快勝した。520キロ台の大型だけに、3走目でさらに上積みがありそう。デビューから一貫してマイルを使われているのも魅力だ。
シトラール(美浦・萩原清厩舎、牡)は大阪杯を勝ったポタジェの半弟。3戦目での勝ち上がりだが、うち2戦でメンバー最速の上がり3ハロンをマークと瞬発力に秀でている。初めての右回りを克服できれば、上位争いできそうな好素材だ。
ノーブルロジャー(栗東・吉岡辰弥厩舎、牡)は、2番手から楽に抜け出す理想的なレース運びで新馬勝ち。センスを感じさせる内容で完勝した。朝日杯FSを勝ったジャンタルマンタルと同じパリスマリス産駒。こちらも非凡なスピードを秘めていそうだ。
エコロブルーム(美浦・加藤征弘厩舎、牡)はきさらぎ賞を勝ったラーゴムの半弟。父がオルフェーヴルからダイワメジャーに変わったことで、スピードのあるマイラータイプに出たようだ。前走で上がり3ハロン33秒2をマークしたように、能力はかなり高い。
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