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<美浦トレセン>
ラストランとなるタイトルホルダーはジャパンC5着後も在厩での調整。全休明けの火曜は坂路を4ハロン63秒3─15秒1で駆け上がった。栗田調教師は「先週(の火曜)はカーッとして抑えるのに苦労したが、けさは落ち着いて走れていた。ジャパンCのときは和生(横山和騎手)の感触ももうちょいという感じだったし、左回りが久々だったこともあった。今回は右回りに戻るし、少し柔らかみも出てきている」と上昇を伝えた。
スターズオンアースは、一頓挫明けのジャパンC(3着)を使われて体調が大幅アップ。「1週前の追い切りで、さらに上向いていることを確認できた。しまいの反応が良く、動きも素軽かった。以前と違い右にモタれる面がなくなったし、中山にも不安はない」と佐藤助手は目を細める。
凱旋門賞4着から帰国初戦のスルーセブンシーズも好ムード。「今年に入って全体的に馬がしっかりした。凱旋門賞のときも良かったが、今は精神的にもどっしりして、それ以上。カイバもしっかり食べていて、とにかくいい」と尾関調教師は胸を張った。
ソールオリエンスはこの秋、セントライト記念2着、菊花賞3着、ともに1番人気を裏切ったが、「悲観はしていない。前走後の疲れはすぐに癒えて、ここに向けてとにかく順調にきた。先週強くやったので、いつもより追い切りは軽くてもいいと思っている」と手塚調教師は反撃を誓う。
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