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【エプソムC】充実一途のヤシャマル本格化

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【エプソムC】充実一途のヤシャマル本格化

 充実一途の4歳馬、ヤシャマルが重賞初挑戦Vを飾る。

 府中ターフを舞台に今年1月から一気の3連勝でOP入り。デビューから14戦して掲示板外が1度だけと、まだ底を見せていない。2歳時から調教で好時計を連発していた素質馬が、ついに本格化のときを迎えた。

 「素質は以前から感じていたんです。(2着続きだった)昨秋に我慢して放牧に出したのが良かったですね。馬体重をみても成長力がすごい」

 尾形調教師は期待馬の上昇ぶりに胸を張る。デビュー時から馬体は30キロ以上増えており、着実にパワーアップしているのも推し材料だ。

 最大の武器となるのは勝負根性だ。3連勝は着差こそわずかだが、3、2走前は相手にいったん前に出られてから差し返し、前走も2着馬が迫ってきてから再度突き放した。実に内容は濃く、クラスが上がっても十分に通用するはずだ。

 今週9日は坂路でラスト1F11秒8(4F52秒9)と鋭く伸びて、1馬身先着。1週前にWコースで5F66秒2をマークするなど、中間は在厩でみっちりと攻められてきた。

 「(最終追いの)時計は予定より速くなったけど、動きは文句なし。カイバもしっかりと食べているし、やりたい調教ができています」と指揮官は目を細める。

 3走前Vを含めて、東京芝1800メートルは【2・1・1・0】の好相性だ。エプソムCは過去10年で実に8頭が重賞初Vを収めており、目下の勢いをもってすれば、GIIIのハードルは簡単に飛び越えられるだろう。

 “究極の3連単”はヤシャマルを1着に固定。GII、GIIIで【0・3・1・0】と大崩れなく戦うアルジャンナを2、3着に据えた12点で勝負!(夕刊フジ)



エプソムCの出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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