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【次のコントレイルを探せ】意外性の男アドマイヤザーゲ

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【次のコントレイルを探せ】意外性の男アドマイヤザーゲ

 ホープフルSに出走する無敗の有力馬にクローズアップした「次のコントレイルを探せ」。第2回は、新馬、黄菊賞を連勝したアドマイヤザーゲ(栗・友道、牡)に注目した。2009年の日本ダービーを制したロジユニヴァースの半弟。調教の動きは地味だが、典型的な実戦タイプだけに侮れない。

 ◇ 

 “意外性の男”と言ってもいい。新馬-黄菊賞(1勝クラス)と連勝し、GIに駒を進めてきたアドマイヤザーゲ。担当の花田助手は、ここまでの戦績に驚きを隠さない。

 「前走が試金石でどれだけやれるかと思っていましたが、予想外に良かったですね。あれだけ切れる脚を使えたのは思わぬ収穫でした」

 出遅れて超スローペースの道中は最後方追走も、直線だけでまとめて差し切った。3ハロン33秒4はメンバー中最速の上がりで、2000年以降の阪神芝2000メートルの2歳戦では、04年にディープインパクトが新馬戦で叩き出した同33秒1に次ぐタイムだ。また、日本ダービー馬のロジユニヴァースを半兄に持ち、父ドゥラメンテは15年に皐月賞日本ダービーの2冠を達成。血統面でも能力の高さは折り紙付きだ。

 それでも陣営の評価がそれほど高くなかったのは、調教の動きが地味だから。その個性はこの中間も変わらず、17日に栗東CWコースで行った1週前追い切りでは、このレースに出走する僚馬ヨーホーレイクに1馬身遅れた。だが、気にすることはない。

 友道調教師は「調教より競馬でいいパフォーマンスをしてくれる。直線に坂がある中山は合っていると思う」とコース適性を見込む。偉大な兄、父の背中を追って、地道に連勝街道を突き進む。 (川端亮平)

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