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【菊花賞】キングダム総合力でライバル凌駕

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【菊花賞】キングダム総合力でライバル凌駕

 菊もサンスポ・加藤でバッチリ! 24日に京都競馬場で行われる牡馬クラシック最終戦、菊花賞で、加藤隆宏記者は前日1番人気〔5〕枠(10)番ローズキングダムに自信の◎だ。先週の秋華賞は3連単1万2550円を◎○▲のパーフェクト予想で的中。勢いに乗るサンスポ・加藤でGI連勝だ!

 素直に信じた者が勝つ。断然人気でも、総合力でライバルをはるかに凌駕する◎ローズキングダムには逆らえない。

 前哨戦の神戸新聞杯は22キロ増で出走。成長分があるにせよ、本番を見据えた仕上げで、ダービー馬のエイシンフラッシュに競り勝った。この春のスプリングS(3着)、皐月賞(4着)とも、力のいる荒れた馬場に泣いたが、朝日杯FS(1着)やダービー(2着)が、この馬本来の姿。この世代で一、二を争う実力を秋初戦で改めて見せつけた。

 レース後の疲労回復は早く、すぐに馬場入りを再開。手加減されることなく、予定通りの調教スケジュールをこなし、文句のない動きを再三見せてきた。出走メンバー中、一番強い馬が、充実の夏休みを過ごし、理想的な臨戦過程で、本番に出走してくるのだから、ケチのつけようがない。

 3000メートルへの距離延長は必ずしも有利な材料ではないが、相手は同じ3歳で18頭すべてが初体験。血統や気質から判断すれば、十分に克服できる。父母系とも万能型で距離の守備範囲は広く、しかもキングダムは賢く、乗り手の指示に従順なタイプ。緩い流れはダービーや神戸新聞杯で経験済みだし、菊花賞4勝の武豊騎手が鞍上ならば、折り合いを欠いてリズムを崩す可能性はきわめて低い。レースの流れに乗れれば、自然と結果はついてくる。雨が少し心配だが、自慢のキレ味が最大限に生きる良馬場ならば、戴冠する可能性は限りなく高くなる。

 相手の一番手はヒルノダムール。直線が平坦な京都の芝は2戦2勝と得意にしており、瞬発力勝負は望むところだろう。セントライト記念で鬼脚を見せたクォークスターが▲。直線の長い京都の外回りコースは、中山よりも持ち味が生きそうだ。

 馬単は(10)(1)、(10)(3)を本線に(10)(2)、(10)(5)、(10)(15)、(10)(17)。3連単は(10)の1着固定18点で勝負する。(加藤隆宏)

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