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【京都大賞典】フォゲッタ態勢万全12秒8

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【京都大賞典】フォゲッタ態勢万全12秒8

 フォゲッタブルはポリトラックで追われ、併走馬を圧倒。動き、タイムとも文句なしで、ブランクを感じさせない状態に仕上がった。同じく休み明けのオウケンブルースリも坂路で合格点の動きを披露した。

 3歳の若武者を寄せ付けず、秋初戦へきっちりと態勢を整えた。宝塚記念10着以来で3カ月半ぶりとなるフォゲッタブルは、栗東ポリトラックでNHKマイルC3着リルダヴァル(牡3、1600万下)と併せ馬。古馬の貫禄を示して、6ハロン76秒5の好時計で先着だ。

 いつも通り坂路でウォーミングアップの後、ポリトラックへ。フォゲッタブルが4馬身ほど先行してスタート。道中は折り合いもつき、軽快なフットワークで進む。3ハロンで2頭が馬体を合わせたが、それも少しの間。4コーナーで気合を入れられたフォゲッタブルは直線でも確かな脚で伸び、パートナーを突き放して4馬身半の先着。この日のポリトラックで2番目に速い時計となる6ハロン76秒5、3ハロン36秒7-12秒8をマークした。

 池江郎調教師は「あまり攻めは動くタイプじゃないのに、想像以上。走り方も良かった。叩いて良くなるタイプだが、仕上がりは悪くない」とにっこり。騎乗した池江敏調教助手は「先週ハードにやったのでコロッと変わった。先週は(古馬オープンのキングストリートに)遅れて、時計も目一杯追って79秒0。きょうは一変した動きで先週より手応えがあって76秒5。先があるので絶好調とはいかないが、いいスタートを切れそう」とうなずく。

 母は97年のJRA年度代表馬エアグルーヴ。昨秋の菊花賞2着後、ステイヤーズSで重賞初制覇を成し遂げ、有馬記念4着、ダイヤモンドSをVと、その素質は確実に開花している。今春の天皇賞・春、宝塚記念は(6)(10)着とひと息だったが、成長力が見込める血統背景。ダイヤモンドSを勝って以来の武豊騎手とのコンビ復活で、この秋は反撃だ。(森本昭夫)

 

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