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第42回函館2歳S(8日、函館9R、GIII、2歳オープン国際、馬齢、芝1200メートル、1着本賞金3200万円=出走13頭)安藤勝己騎乗の2番人気マジカルポケットが、直線で前が開いてから力強い伸びを披露。早めに先頭に立った1番人気マイネショコラーデをハナ差かわして、今年の2歳最初の重賞を制した。タイム1分11秒2(良)。1週前追い切りを歩様の乱れで1日延期する誤算があったが、それをはねのけてのV。素質馬の今後に大きな期待が膨らんだ。
人気2頭の大接戦をハナ差で制したのは、外マジカルポケット。最高気温が2日連続で30度を超えた夏まっさかりの函館で、最後に笑顔が弾けたのは50歳のベテラン、安藤勝己騎手だった。
「前に馬を置いて、思った通りの競馬ができました。(マイネショコラーデの)和田君のムチに驚いたりして若さはあったけれど、安心して乗れるすごくいい馬ですね」
セールスポイントである“乗りやすさ”が、フルに発揮された。ダッシュ力のある馬を先に行かせて、中団で折り合う。いつでも弾けそうな手応えで直線に向き最後にひと伸び。古馬のような安定感のある内容だった。
アンカツは03年函館SS(ビリーヴ)、06年函館記念(エリモハリアー)に次ぎ、これで函館3重賞全制覇。期待馬の堂々たる勝利だったが、満足はしていない。
「まだ跳びが本物じゃないのでね。歩様も硬いし、まだこれから成長してくる馬ですよ」。1週前追い切りを7月28日に予定していたが、馬場入りした際に歩様の硬さを感じて中止。様子を見て翌29日に追い切り、最終的に結果も出したが、本調子と言えないことはアンカツも分かっていた。それで結果を出したのだから、将来性の高さは疑いようがない。
「(1週前は)用心して追い切りを延ばしたし、まだ無理できない。この血統は成長するし、これから良くなるでしょう」と、領家政蔵調教師も大事に育む方針だ。
今月中旬に栗東に戻る予定だが、次走は未定。それでも「マイルまでは心配ない」とアンカツは手応えを持つ。今年は朝日杯FS(12月19日、中山、GI、芝1600メートル)が目標となるのは間違いない。一番星に輝いたマジカルポケットが、じっくりと2歳王者の座を目指していく。(黒田栄一郎)
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