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(1)マイネショコラーデは角馬場で入念に体をほぐしてからWコースで軽めのキャンター。落ち着きの中にも闘志が感じられ、気配はいい。「走る気満々やね。この調整で、体もすっきりしてくるやろ」と福島調教助手は納得の表情を浮かべる。「枠はこだわってなかったけど、サッと出て前に行ける馬やから」と最内枠にも涼しい顔。世代最初の新馬勝ち馬が、世代最初の重賞勝ちを目指す。
意欲的な前日調整を見せたのは(2)トラストワンだ。Wコースで4ハロンあたりからペースを上げ、ラスト1ハロンは14秒3をマーク。軽快な脚どりが好調さを印象づけた。「気持ち流す感じで。前走よりも体がしっかりしてきましたね。ロスなく走れる内めの偶数枠ですし、軽い馬場になりそうなのもいいと思います」と伊藤調教助手は状態、枠順、馬場と好材料が揃って笑顔を見せていた。
(6)タイセイファントムはWコースで軽めのキャンター。体はコンパクトだが、身のこなしは悪くない。「変わりなく普通に来ています。とにかく、スタートだけ五分に切ってほしい。そこがポイントになると思います」と渋田調教助手は発馬をカギに挙げる。「秋になればもっと良くなる馬ですが、ここも力関係次第。頑張ってほしいですね」と好走を願っていた。
(13)ルリニガナ、(10)イーグルカザンと2頭出しの伊藤大厩舎勢は揃って馬場入りしたが、Wコースには別々に登場した。芝の新馬戦を快勝して前日発売で上位人気のルリニガナは、向こう正面で多少物見をするシーンも見られたが、直線は回転のいいフットワークで駆け抜けた。「気合が乗っていい感じですね。大外枠と言っても16頭立てではありませんから。追い切りの後も日に日に良くなって、いい感じですよ」と騎乗した藤岡佑騎手は好感触を抱いてレースを迎える。