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3月2日の阪神11Rで行われた第26回チューリップ賞(GII、3歳オープン、牝馬、芝・外1600メートル、別定、13頭立て、1着賞金=5200万円)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気ダノンファンタジー(栗東・中内田充正厩舎)が、スタート後やや掛かり気味に進めながら、直線も前が開かない厳しい展開ながら抜け出して快勝。4連勝を飾るとともに牝馬クラシックの第1弾・桜花賞へ王手をかけた。タイムは1分34秒1(良)。
1馬身差の2着にはシゲルピンクダイヤ(4番人気)、さらにハナ差遅れた3着にノーブルスコア(7番人気)。上位3頭が桜花賞(4月7日、阪神競馬場、GI、芝・外1600メートル)の優先出走権を獲得した。
チューリップ賞を勝ったダノンファンタジーは、父ディープインパクト、母ライフォーセール、母の父ノットフォーセールという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)ダノックス。通算成績は5戦4勝。重賞は2018年ファンタジーS・GIII、阪神JF・GIに次いで3勝目。チューリップSは、中内田充正調教師は初、川田将雅騎手は2014年ハープスターに次いで2勝目。
◆川田将雅騎手(1着 ダノンファンタジー)「返し馬からいい雰囲気でした。直線は進路がなく、外から(他の馬が)伸びてきましたが、良く我慢してくれましたし、いい反応をしてくれました。この馬らしく本番を迎えられたらうれしいし、桜花賞が楽しみになってきました」
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