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第19回シリウスステークス(3日、阪神11R、GIII、3歳上オープン国際(指)、ハンデ、ダ2000メートル、1着本賞金3500万円 =出走12頭)3番人気のアウォーディーが力強く差し切って重賞初勝利。武豊騎手(46)=栗・フリー=は、史上初のJRA重賞300勝を達成した。ダートに転じて2連勝のアウォーディーは、チャンピオンズC(12月6日、中京、GI、ダ1800メートル)参戦を視野に入れた。
前人未到の快挙にも、派手なガッツポーズなどしない。アウォーディーをねぎらいながら引き揚げてきた武豊騎手は、ファンの拍手に出迎えられてようやく頬を緩めた。
「立派だと思います。長く乗せてもらって、いい馬にも乗せてもらっている。素直にうれしいですね」
競馬界のヒーローは、自らの記録を誇りに思いつつ感謝の心を伝えた。
節目にふさわしい鮮やかな手綱さばきだった。道中は中団の内を追走。向こう正面で後方の馬が動くと、すかさず外に持ち出す。3コーナー過ぎから手応えよく進出し、メンバー最速の上がり3ハロン36秒6の末脚を引き出して、パートナーに重賞初Vをもたらした。
「前回が思った以上に強かったので、やれるんじゃないかとね。メンバーは強かったけど、完勝だった」
母ヘヴンリーロマンス(2005年天皇賞・秋)の血がダートで開花した新星は、放牧を挟みチャンピオンズCを目標に調整していく。
武豊騎手は先日、スプリンターズSで騎乗するベルカントのオーナーでもある前田幸治氏と2人で食事をし、「通算300勝はアウォーディー、301勝目はベルカントで」と約束した。前田オーナーには度重なる負傷で成績が落ち込んだときでも、変わらずに手綱を託してもらった恩義がある。支えてくれる人への感謝の思いも、次々と塗り替えられる記録の原動力になっている。
表彰式を終えた名手は「ここは通過点。301勝目をベルカントでできるように、またあしたもこの勝負服でがんばりますよ」と締めくくった。誰よりも勝利に貪欲な天才は、秋のGI開幕を告げるスプリンターズでも主役の座を譲る気はない。 (川端亮平)
アウォーディー 父ジャングルポケット、母ヘヴンリーロマンス、母の父サンデーサイレンス。鹿毛の牡5歳。栗東・松永幹夫厩舎所属。米国・ノースヒルズマネジメントの生産馬。馬主は前田幸治氏。戦績28戦6勝。獲得賞金1億5591万3000円。重賞初勝利。シリウスSは、松永幹夫調教師が初勝利、武豊騎手が1999年ゴールドティアラ、2011年ヤマニンキングリーに次いで3勝目。馬名の意味は「受賞者」。
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