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牝馬クラシック第2冠・オークス(23日、東京)の枠順が20日午後に確定した。注目は〔3〕枠(6)番に入った桜花賞2着馬オウケンサクラだ。1984年のグレード制導入以降、〔3〕枠の連対は12回と最多。陣営の希望通りの好枠で、コンビを組む安藤勝己騎手(50)は「先行してインを回り、直線で抜け出せればベスト」とイメージする。栗東で取材中の黒田記者は確信の◎だ!
確定枠順へ
オークスには波乱の歴史がある。過去10年で1番人気の連対は4頭、2番人気は3頭しかいない。過去10年の馬連平均配当が約8550円なのだから、堂々と穴を狙えるレースだ。
◎オウケンサクラ。前評判は高くないが、あらゆる面から見て、軸にふさわしい存在と確信して中心に推す。最も強調したいのは血統だ。父バゴは04年の仏GI凱旋門賞(芝2400メートル)勝ち馬。この3歳世代が初年度産駒のため馴染みは薄いが、欧州のチャンピオンディスタンスで頂点を極めたスタミナは見逃せない。母ランフォザドリームは、芝2000メートルのGIIIを2勝して、98年のGIエリザベス女王杯(芝2200メートル)で2着した際には、女傑エアグルーヴ(3着)にも先着した実績の持ち主。桜花賞2着のオウケンサクラは、1600メートル戦のスピードに対応できたことを評価すべきだろう。
桜花賞の内容も濃い。押し出される形でスローになった印象だが、そのラップはスタミナの裏付けを感じさせる。前半800メートルは47秒5と確かに速くなかったが、そこから一気に加速。800~1400メートルの3ハロンを、33秒6で引き離しにかかっていたのだ。半馬身差2着に惜敗したが、肉を切らせて骨を断つ戦法は豊富なスタミナがなければできない策。管理する音無秀孝調教師は「スローの前残りのように言われるが、ペースは速かった。よく頑張っていますよ」と周囲の評価に反論する。前走から800メートル延びる今回は、血統と実績を考えて、逆転できる計算が成り立つ。
肝心の状態面も大いに強調できる。長距離輸送を控えた今週も、坂路で4ハロン52秒4と意欲的な追い切りを消化。前走から中5週の間隔で、たっぷりと乗り込んできた。桜花賞出走のために、なりふり構わず中1週続きの「メチャクチャなローテーション」(音無師)を強行しながらも結果を出した“鉄の女”が、今回は入念に思い通りの調教を積んでいる。狙わない手はないだろう。
20日午後に確定した枠順は〔3〕枠(6)番。〔3〕枠はグレード制が導入された84年以降、最も多く連対馬が出ている好枠だ。東田幸男調教助手は「(4)か(6)がほしかった。今の東京の馬場を考えると、本当にいい枠」と歓迎だ。昨年のブエナビスタに続くオークス連覇がかかる安藤勝己騎手も「先行してインを回り、直線で抜け出せればベスト」と話すだけに陣営の理想通り。流れは確実に向いている。桜の季節は終わっても、サクラはこれからが満開のシーズン。オウケンサクラが混戦を制し、女王の座に就く。(黒田栄一郎)
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