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秋華賞の前哨戦となるローズS(20日、阪神、GII、芝2000メートル)に出走する今年のオークス馬ミッキークイーン(栗東・池江泰寿厩舎、牝3)の追い切りが16日、滋賀県の栗東トレーニングセンターで行われた。上がり重点とはいえシャープな脚さばきで、3頭併せになるハプニングにも動じない精神面の強さを見せた。5月のオークス以来の実戦でも好仕上がりで臨めそうだ。
予期せぬ事態にも動じることはなかった。オークス馬のミッキークイーンは、無事にCWコースでの追い切りを終え、秋初戦へ態勢を整えた。
「絡まれても動じることなく、いい動きでしたね。オーバーペースにならなくてよかった」
追い切りを見届けた池江調教師が胸をなでおろす。ドキッとさせられたのは4コーナー。単走で気分よく走るミッキークイーンの外に、他厩舎の2頭の影がぐんぐん迫ってきた。
直線を向くところでは完全に3頭併せの状態。つられてペースアップしてもおかしくなかったが、鞍上を困らせるようなことはなかった。マイペースを保って直線に向かい、ゴール前で少し仕掛けられると、スッと2頭を引き離してフィニッシュ。タイムは4ハロン54秒1、3ハロン39秒2-12秒2と、取り立てて速いタイムではないが走りは合格点だ。
「春は素質だけで走っていたようなもので、慢性的に右トモ(後肢)や腰に疲れがあった。ただ、それでも一番強い競馬をしていましたよ」
トレーナーが春を振り返る。体質に加え、新馬戦で440キロあった体重がオークス出走時は430キロまで減少。万全の態勢ではない中での勝利は潜在能力の高さの証明だろう。そして、ひと夏を越して、不安は少しずつ解消されてきた。
「夏の放牧で疲れが取れ、体高も少し伸びている。あまり体重は気にしていませんが、6~8キロくらい増えてレースに臨むと思います」と池江調教師が近況を語る。
目標はあくまで秋華賞。「先があるのでMAXではない」(同師)にしても、満足のいく仕上がりなのは間違いない。桜花賞馬レッツゴードンキなど強豪が集う前哨戦。樫の女王が格の違いを見せつけて2冠に王手をかける。 (片山和広)
★初の牝馬のGI馬
ミッキークイーンを管理するのは、オルフェーヴルやドリームジャーニーなど数々の名馬を育てた池江泰寿調教師。JRAのGIを12勝しているが、意外にも牝馬ではミッキークイーンのオークスが初勝利だった。それまでのGIは、5着までの掲示板すらなかった。
★秋華賞への最重要ステップ
過去10年の秋華賞優勝馬10頭のうち7頭はローズSをステップにしており、このレースは秋華賞の最も重要な前哨戦といえる。今年もミッキークイーンをはじめGI馬3頭が出走予定で、今回の中心メンバーは本番でも上位人気となる可能性が高い。今年、ローズS組以外で秋華賞を予定しているのは、12日に行われた紫苑Sで優先出走権を獲得したクインズミラーグロ、ホワイトエレガンスの他に、阪神ジュベナイルフィリーズ3着のココロノアイ、クイーンCの勝ち馬キャットコインなどがいる。
★ローズSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら
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