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【JCダート】エスポワール先行押し切り!

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【JCダート】エスポワール先行押し切り!

 《本紙の狙い》エスポワールシチーを本命に推す。マーチSで重賞初Vを果たすと、かしわ記念でGI初制覇を達成。休養をはさんで臨んだマイルCS南部杯でさらにパワーアップした姿を見せつけた。サクセスブロッケン以下をまったく寄せ付けず、4馬身差の楽勝。4歳秋を迎えて、完全に本格化した。前走後はJBCクラシックには向かわず、JCダートに目標を絞って調整。追い切りの動きは申し分なく、最高の状態に仕上がっている。枠順は1枠1番。ここならロスなく運べるはずで、強引に行く馬がいれば、2、3番手からのレースも可能だ。ワンダーアキュートが相手の筆頭。3連勝の内容は本物だ。決め手のあるシルクメビウスもそう差はない。

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 最内の1番が当たったエスポワールシチーは坂路で軽めのキャンターで4ハロン64秒8を1本登坂。2日の計量で馬体重は514キロだったが、金・土曜と坂路で調整すればレースでは前走と同じ500キロ前後で出られそうだ。「追った後もいい感じで来ているし、体も恐らく前走と同じぐらいになると思う。1番枠ならロスなく競馬ができる。乗り方に関しては哲ちゃん(佐藤哲騎手)がゲートを出てから決めるよ。外国馬(ティズウェイ)の出方がどうかだが、僕は彼に任せるだけ」と安達調教師は主戦に全てを託す。

 ダートGI春秋制覇を狙う(2)サクセスブロッケンは角馬場で入念にダクを踏んでから坂路で1ハロン16秒ペースで4ハロン63秒7を1本登坂。外ラチ沿いを真っ直ぐに駆け上がり、追い日以上に気配は上向いてきた。「順調に来ているよ。ここまで来たらいろいろ考えても、なるようにしかならんからね。言えるのは(今秋は)ここを目標に仕上げてきたと言うことだけや」と藤原英調教師は大一番に向けて自信を深めている。

 GI9勝目に挑む(4)ヴァーミリアンはEコースをキャンターで流した後、坂路で前にクレスコワンダーを置き、ゴール手前で内に進路を取って並びかけたままフィニッシュ。4ハロン64秒7-48秒6-16秒1で駆け上がった。馬体は充実し、しっかりと我慢もできて心身ともに充実の気配だ。「追い切った後も変わりなく順調。昨年は不利があったので、スムーズな競馬ができればね。あとはジョッキーにすべて任せるだけ」と石坂調教師は悠然と構えている。

 JBCクラシック2着の(5)マコトスパルビエロは角馬場でじっくりと乗り込んだ後、坂路4ハロン63秒7。姿勢の低いフォームで落ち着きもあり、力を存分に発揮できる状態だ。「この中間も緩めずしっかり乗り込めているし、GIに向けていい仕上げができました」と言う折間調教助手は「時計が速くなるのはむしろ歓迎だし、阪神コースにも実績があります。力をつけているので本当に楽しみ」と善戦以上を願っている。

 昨年2着の(6)メイショウトウコンは坂路で軽めを乗られた。「階段みたいに上がるわけにはいかないけれど、状態は確実によくなっていると思う」と武田調教師。「前走(JBCクラシック4着)もそこそこには走っているし、去年は強い相手にいい競馬だったからね。新しい勢力も出てきているし、計算どおりには行かないけれど、期待はしているよ」と実力馬の完全復活を願っていた。

 唯一の関東馬(10)ボンネビルレコードは、4日午前4時に美浦トレセンを出発。午後1時に阪神競馬場に無事到着した。「ここ2週長めから追っていい動きだったからね。いい枠に入ったし、何と言っても的場文騎手が騎乗してくれるのが一番」と堀井調教師。4日に58歳の誕生日を迎えたトレーナーにGIタイトルをプレゼントできるか。土曜はコースやパドックなどスクーリングをする予定。

 前日に追い切った(12)シルクメビウスは角馬場で調整。落ち着きがあり、力強い脚さばき。中1週でも不安はない。「追い切り後も特に変わりはなく順調。前に行く馬ではないから、枠も問題ない。体調はさらに上がっていると思うし、あとは相手関係。我慢して自分の競馬をするだけ」と領家調教師は末脚さく裂のシーンを頭に描いている。

 JBCクラシック3着の(14)ワンダースピードはポリトラックでキャンター。軽快な行きっぷりで馬体にも張りがあり、状態はかなり上向いてきた様子だ。山下調教助手は「水曜に(小牧太)騎手が乗って追い切ってから、だいぶ気合が入ってきました。毛ヅヤもいいですし、状態はいいと思います」と笑顔を見せる。中間に軽いフレグモーネで2日ほど休ませたが「いい休養になって、かえってよかったかも」と山下助手。「条件は合っているので期待しています」と昨年9着の雪辱に意欲を見せた。

 シリウスS武蔵野Sと連勝中の(16)ワンダーアキュートは坂路で4ハロン67秒7と軽め。フットワークには迫力があり、ムードは上々だ。「春に比べれば落ち着きが出ているし、前走で減った体も戻っている。実績が示すとおり力をつけていると思うし、いい競馬をしてほしい」と佐藤正調教師は期待を寄せていた。

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