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3月28日にUAE・ドバイ=メイダン競馬場で行われるドバイシーマクラシック(GI、芝2410メートル)に出走を予定している日本馬2頭が、メイダン競馬場で追い切った。
ハープスター(牝4歳、栗東・松田博資厩舎)はダートコースで単走。直線では松田剛調教助手の右ステッキが入り、ラスト1ハロンは10秒9と迫力満点の伸び。「追い切りについてはいつものパターン通りです。状態も良く順調にきています。明日は芝コースでムーア騎手が騎乗する予定です」と松田博調教師。
ワンアンドオンリー(牡4歳、栗東・橋口弘次郎厩舎)はクリスチャン・デムーロ騎手を背に芝コースで単走。直線、強めに追われてラスト1ハロンは11秒8。動きを見守っていた橋口調教師は「芝コース5ハロンから追い切りました。テンの入りが遅いかなと思って見ていましたが、直線は気分良く大きなストライドで走っていました。環境の変化を一番心配していましたが、何事もなく落ち着いて心配無用でした。明日は厩舎周りの運動とゲートが日本と違うのでゲートを見せるようなリラックスした調整をする予定です。お父さん(ハーツクライ)も強い競馬をしたので、この子もお父さんに恥じない競馬をしてくれると思います」と語った。コンビを組むC.デムーロ騎手は「初めてワンアンドオンリーに乗りましたが、感触は良いです。最後の1ハロンを強めという指示で、その通りの追い切りができて満足しています。馬場は良く整備されていて、ソフトです。ワンアンドオンリーにとってこのコースは合っていると思います。この地で乗れるチャンスを与えてくれた陣営に感謝しています。また、ファンにも感謝しています。良い結果を出したいです」と健闘を誓った。
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