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28日の中山11R総武ステークス(4歳上オープン、ダート1800メートル)は、田中勝春騎手騎乗の2番人気フィールザスマート(牡4歳、美浦・新開幸一厩舎)がゴール前の競り合いを制してV。オープン初勝利を飾った。タイムは1分54秒0(良)。
ベルサリエーレが好スタートから先手を取り、キクノソル、ノースショアビーチがが2、3番手。その後ろにフィールザスマート、イッシンドウタイと続き、大久保洋吉厩舎最後の出走馬となった1番人気のベルゲンクライは中団の後ろからレースを進めた。流れは遅く、一団となって直線へ。3番手から前に並びかけたノースショアビーチが抜け出しを図るが、好位からそつなく立ち回ったフィールザスマートも馬体を並べて競り合う形。キクノソルも粘りを見せたが、最後は4歳馬同士の叩き合いをフィールザスマートが制して初のオープン勝ちを飾った。クビ2着は5番人気のノースショアビーチ。さらに1馬身1/4差の3着には6番人気のキクノソルが入り、ベルゲンクライは直線よく伸びたものの4着に終わっている。
フィールザスマートは、父ブラックタイド、母フィールザビュウ、母の父Distant Viewという血統。通算成績は12戦5勝となった。
田中勝騎手は「ペースが遅くてハミをかんでしまったので、どうかと思ったけど、最後はしっかりと伸びてくれた。力をつけている証拠だね」と充実著しい4歳馬のVを評価していた。
★28日中山11R「総武S」の着順&払戻金はこちら
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