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第75回菊花賞(26日、京都11R、GI、3歳オープン国際(指)、セン馬不可、馬齢、芝・外3000メートル、1着本賞金1億1200万円 =出走18頭)3歳クラシック最終戦は、トーホウジャッカルが3分1秒0の日本レコードで制した。
「こんなことがあるんですね。夢みたいですよ」。馬主歴約20年の高橋照夫氏=東豊物産株式会社会長=は、JRA・GI初勝利がすぐには信じられなかったようだ。
「競走馬になるかどうか分からないというほど弱い馬でした。デビューから5カ月でクラシックを勝てるなんて-。厩舎関係者の努力に感謝します」。高橋氏は、谷調教師らをたたえた。
母のトーホウガイアは米国から輸入し、地方競馬で9勝して繁殖入り。6頭の子を産んだが、父親はすべて高橋氏が決めている。「配合を考え、自分でサラブレッドをつくるという楽しみがある」という。
2歳(牝)がフレンチデピュティ、1歳(牝)がネオユニヴァース、お腹の中がハーツクライ、来年はディープインパクトの種付けを決めている。
「もちろん、すべて私が持ちますが、楽しみですよ」。子分けからGIホースが誕生し、夢がさらに広がったようだ。
★26日京都11R「菊花賞」の着順・払戻金はこちら
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