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19日に京都競馬場で行われる秋華賞(芝2000メートル)の枠順が17日、確定した。3歳牝馬の頂点を決めるGIで、サンケイスポーツ・加藤隆宏記者はオークス馬で前哨戦のローズSを制したヌーヴォレコルトに自信の◎。凱旋門賞に挑戦したハープスターが不在で、2冠の可能性は高いとみた。
今年の秋華賞には断然の主役が存在する。単勝オッズで2倍を割るような馬は、配当とリスクのバランスを考えつつ、戦力や臨戦過程などを入念に洗い直してみるのだが、◎ヌーヴォレコルトには弱点というか、スキが見当たらない。
ハープスターを破ったオークスに続き、ローズSも文句なしの勝ちっぷり。勝負どころでの反応が鋭くなり、瞬発力に磨きがかかった。「春よりもさらに強くなった」と岩田騎手は満点の評価を与えたほどで、脚質に幅が出たのも大きい。いつもより前めの位置からレースを進めたのは、本番が行われる京都の内回りコース(直線328メートル)を意識してのことだ。
ローズS後は栗東トレセンに滞在して調整。動きは文句なしで、「どんどん馬が良くなっている」と斎藤調教師は自信満々だ。
準備が万端のうえ、最強ライバルであるハープスターの姿はなく、2歳女王のレッドリヴェールはダービー以降、本来の走りができていない。好天続きで、不確定要素が増す道悪になる可能性もなし。枠順も過去最多の3勝の(4)番と絶好。2冠達成の確率はかなり高い。
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