中央競馬ニュース

【東西若手記者走る】バウンス、皐月経験生きる

 0   1   1,327
シェアする  x facebook LINEで送る
【東西若手記者走る】バウンス、皐月経験生きる

 1週間の密着取材でオークスの勝ち馬を探す『東西若手記者走る』は、いよいよ結論。柴田章利記者(42)は皐月賞で牡馬に挑戦したバウンスシャッセを本命にした。追い込みにくい東京の馬場を味方に、大本命ハープスターの豪脚を封じ込めるとみた。

 フィギュアスケートの浅田真央が、1年間休養を表明した会見で「今後のことはまだハーフハーフ」と言った。これは“ハープハープ”で2冠は確実というサインか! と思っていたが、1週間の密着取材でハープスターは絶対ではない、というのが正直な感触だ。

 ◎はバウンスシャッセに託したい。最後方から大外一気で差し切れるほど甘くないのが、今の東京の馬場。ある程度のポジションを取れる馬じゃないと厳しい。バウンスは前走の皐月賞で3、4番手からしぶとさを見せて、勝ったイスラボニータから0秒7差。相手は牡馬の一線級。この経験は必ず牝馬同士のオークスで生きてくる。

 以前は周りを気にする面があったが、フラワーCでは前があくと一気の伸び。直線で馬群がバラける東京なら包まれたまま、ということにもならない。東京で大敗したアルテミスSはフケ(発情)がきていたもので度外視していいだろう。

 桜花賞ダンスインザムードで臨んだ2004年以来のオークス参戦となる藤沢和調教師は「あのとき(4着)はプラス14キロ。重かったのか、それとも距離だったのか」と振り返る。バウンスは距離の不安なし。今週の追い切りでは、Wコースで6ハロン81秒9の好時計を出し、併入が普通の藤沢和厩舎の調教で2馬身も併走馬をちぎった内容からも、仕上がりは心配ない。

 「こなせると思うが、負けるなら距離」と松田博調教師が話すハープスター。距離不安の馬が伸びてきても最後に脚いろが他馬と一緒、という場面は何度も見てきた。最後の直線の坂を上がって抜け出したバウンスシャッセに、ハープスターが迫ったところでゴールというのが密着取材で思い描いた結果だ。買い目は単勝(5)、3連単2頭軸マルチ(5)(10)-(3)(7)(9)(14)(15)の30点で勝負。 (柴田章利)

オークスの枠順はこちら

この記事はいかがでしたか?
ナイス (1)
 ナイス!(1

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

5月26日()
日本ダービー G1
目黒記念 G2
5月25日()
葵ステークス G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

5月19日()
オークス G1
5月18日()
平安S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
49,313万円
10 ジャックドール 牡6
49,004万円
» もっと見る

3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
2 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
3 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
5 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
6 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
7 ライトバック 牝3
11,256万円
8 シンエンペラー 牡3
11,128万円
9 コラソンビート 牝3
9,942万円
10 ジューンテイク 牡3
9,821万円
» もっと見る