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【AR共和国杯】血統診断

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 道中のペースが緩みにくく、最後に長い直線が待ち受けるため、切れ味よりスピードの持続力とスタミナが問われる。

 スーパームーンを最上位にみる。父ブライアンズタイムは菊花賞馬を2頭出すなど、大舞台に強く長距離実績が豊富。母系は世界的名門で、近親にジャパンCなどGI4勝を挙げたシングスピールを筆頭に活躍馬が多数いる。母はサドラーズウェルズ×ヘイローという大種牡馬同士の配合で、スタミナと底力は十分。重賞でも差はない。

 クリールカイザーは父がキングヘイロー。自身のGI勝ちは高松宮記念のみだが、オークスカワカミプリンセスなど、幅広いカテゴリーで活躍馬を出している。母の父は菊花賞馬2頭を含め一流ステイヤーを多く出しているサッカーボーイで、伯母にオークススマイルトゥモロー。タフな消耗戦に強く、舞台替わりはプラスに働く。

 ホッコーブレーヴは父がマーベラスサンデー。自身がそうだったように、産駒は中長距離向きの晩成型で、充実期に入るとクラスの壁を一気に突破するタイプが多い。春の天皇賞3着は本格化の証しとみていいだろう。母の父が欧州の歴史的名馬ダンシングブレーヴでスピードの持続力に優れ、舞台適性は高い。

 フェイムゲームは半兄に芝1800メートル~2200メートルでGIIを6勝したバランスオブゲーム(父フサイチコンコルド)がいる。父がスタミナと成長力に優れるハーツクライに替わり、ステイヤーとしての資質は高い。上がり目は十分に見込め、距離延長も歓迎だ。

 エックスマークは父がディープインパクトで、母の父がドイツの名馬アカテナンゴ。叔父にBCターフなどGI4勝のシロッコがいる。スタミナは豊富で、底力を問われる厳しい流れで力を発揮する。

 ネオユニヴァース産駒のデスペラードは昨年のステイヤーズSを制し、持久力は証明済み。母がトニービン×ブライアンズタイムの配合で、東京に替わるのはいい。 (血統取材班)

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