まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
七夕賞の最終追い切りが8日、東西トレセンで行われた。美浦では昨年2着のミストラルクルーズがWコース6ハロン81秒2、ラスト13秒2で併せた僚馬に1馬身先着した。「今回はいいね。動きが柔らかくなっている」と手綱を握った柴田善騎手は明るい表情。ハンデ54キロに荒れた馬場も味方に念願のタイトルを掴み取る。
得意な季節&コース、そして54キロの恵ハンデ。おあつらえ向きの舞台に向かうミストラルクルーズが、ようやく本来の調子を取り戻した。
この時期には珍しく、さわやかな風が吹き渡る美浦トレセンの南Wコースでミストラルは併せ馬で追われた。6ハロン81秒2、上がり3ハロン37秒2-13秒2。シュウザンゴールド(牡5、500万下)の外にピッタリと馬体を並べて長めから飛ばしたため、ラスト1ハロンは13秒台と時計を要したが、グイグイとハミを取って突き進み1馬身先着した走りは全盛時の迫力にあふれていた。「夏が得意なタイプ。2度使って確実に良くなっている」という鈴木康調教師が感じた復調の手応えは追い切りをつけた柴田善騎手にもしっかり伝わった。
「良かったよ」と柴田善の日焼けした顔がほころぶ。「エプソムCの時は返し馬の動きが硬かったし、ゲートの出もモッサリしていた。今回はいいね。動きが柔らかくなっている」
昨年の七夕賞はミヤビランベリの2着。当時はともに53キロだったハンデが、今年はミヤビ57キロに対して54キロ。十分逆転が可能なハンデ差がついた。「あまり時計が速い馬場は得意じゃない。常に諦めず一生懸命に走る馬だが、前が止まらない新潟みたいなコースは良くないね。今の福島のタフな馬場は合うと思うよ」。最終週の福島の荒れた芝コースの適性が、ジョッキーをその気にさせる。
「七夕賞か。タナボタになりゃいいね」。近走成績から人気を集める要素は少ないが、これだけの条件がそろえば-。柴田善騎手の“おやじギャグ”は、オブラートに包んだミストラルの重賞初V宣言だ。(阿部裕昭)
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|