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荒れることで知られるハンデ重賞。その一方でエリモハリアーが3連覇(2005~07年)、クラフトマンシップが00年1着、01年2着、今年も出走するマヤノライジンが06年3着、09、11年に2着するなど、同じ馬が活躍する傾向にあることも見逃せない。今年の注目は、一昨年の勝ち馬で、前走のエプソムCで3着と復調したマイネルスターリーだ。1番人気で8着だった昨年の雪辱を果たそうと、陣営は力が入っている。
連覇を逃した昨年の悔しさは関係者の脳裏に鮮明に残っているようで、辻厩務員は真っ先に敗因を口にした。「大外枠(16頭立て16番枠)で出遅れ。上手に立ち回れなかったし、そもそも少し落ち着きを欠いていた」。前哨戦の巴賞を5カ月ぶりの実戦ながら快勝。その反動があった、というニュアンスだ。
昨年の函館記念で8着に敗れてから成績が冴えず、函館記念を含めて8戦連続で5着以下。しかし、前走のエプソムCは15番人気ながら先行して3着に粘った。「よく差のない競馬に持ち込んでくれたね」と辻厩務員は笑顔を見せる。調子を上げてきたところに加え、ハンデも昨年の58キロから1キロ減って57キロ。「軽くなったのはいいね」と手応え十分だ。
前々走の新潟大賞典(8着)に次いでコンビを組むことになった川須騎手も「前走は馬場の悪いインを1頭だけ通って、勝ち馬(トーセンレーヴ)とコンマ2秒差しかなかった。新潟でもそう差はなかった(勝ったヒットザターゲットにコンマ5秒差)し、いいイメージを持っています」と期待を口にする。
今年3年目、20歳の川須は昨年91勝(関西4位、全国6位)を挙げて大躍進。今年も37勝(10日現在)と順調に勝ち鞍を伸ばし、8日の函館では1日3勝の固め打ちと勢いに乗ってきた。マイネルスターリーが4日に函館競馬場に到着して以降は、つきっきりで調教に騎乗。「気合が乗って本当に良くなっている。新潟大賞典の時よりも断然いいですね」と好仕上がりを感じ取っている。
「注文がつかない乗りやすい馬。前々で流れに乗りたいですね。チャンスは十分にあるはずですよ」と、川須は今年2月の小倉大賞典(エーシンジーライン)以来の重賞2勝目を意識。全8勝中7勝(函館2勝、札幌5勝)を、力を必要な北海道の洋芝で挙げているマイネルスターリーが、売り出し中のスター候補を鞍上に迎えて、得意の舞台で完全復活を果たす。 (水戸正晴)
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