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ダートの重賞、プロキオンSの追い切りが4日、東西トレセンで行われた。今年のGIフェブラリーS2着馬シルクフォーチュンは、CWコース単走で直線はシャープな伸び。かしわ記念6着からの巻き返しは必至だ。オープン特別を連勝中のファリダットは、栗東ポリトラックで手応え十分に2馬身先着。テイクアベットは栗東坂路でパートナーを突き放し、上々のムードだ。
梅雨の合間の強い日差しを受け、鹿毛の馬体がきらめいた。シルクフォーチュンが、連覇に向けて鋭い動きを披露。見守った藤沢則調教師は、満足げにうなずいた。
「先週、前半から目一杯やったので、半マイルから時計を出した。馬場が悪いなかで、しまいはしっかり伸びていたね」
最終追いは、CWコースで単走。荒れた馬場の感触を確かめながらキャンターに入り、ゆったりと進んでいく。ペースアップしたのは3コーナー。スピードに乗って直線に向き、鞍上がゴーサインを出すと、ため込んでいたパワーを一気に爆発させた。4ハロン51秒4、ラストは1ハロン12秒2と鋭く脚を伸ばし、陣営の思惑通りの追い切りで、好気配をふりまいた。
前走の交流GIかしわ記念は、道中で行きたがって6着に失速。トレーナーは「スタンド前のスタートでテンションが上がってしまって、前半からかかって競馬にならなかった」と振り返る。その反省からこの中間は、落ち着かせることに重点を置いた。気難しい面があるため、短期放牧に出さずに厩舎で調整。順調に乗り込み、2週前、1週前とCWコースでビッシリと追い、最終追い切りはテンションを上げないようにソフトな内容。「落ち着きが出てきて、ここまでうまくいっている。ベストパフォーマンスを出せる状態になった」と胸を張った。
精神面の不安が解消されたのならば、今年2月のGIフェブラリーSで2着となった実力馬の反撃は必至だ。昨年のプロキオンSは右回りの京都開催だったが、左回りの1400メートルは今年のGIII根岸S(東京)を勝っており、条件にも不安はない。
「今の中京コースは前残りが多くて、追い込み馬には厳しいかもしれないけど、これまで戦ってきた相手と比べたらね」
藤沢則師は、愛馬の力を信じて送り出す。自慢の瞬発力は、この相手ならば一枚上。シルクフォーチュンが直線で豪脚を繰り出して、連覇をその手に引き寄せる。(川端亮平)
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