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菊花賞を勝ち史上7頭目の牡馬3冠馬となったオルフェーヴル(栗・池江寿、牡3)の今後について、26日、池江泰寿調教師とオーナーサイドが協議。その結果、次走は有馬記念(12月25日、中山、GI、芝2500メートル)に決定した。暮れの大一番が大いに盛り上がりそうだ。
菊花賞後は有馬記念とともに、中4週となるジャパンC(11月27日、東京、GI、芝2400メートル)も次走の候補にあがっていたが、菊花賞がレースレコードにコンマ1秒差(3000メートル3分2秒8)という高速決着だったことからも、目に見えない疲労を考慮。中8週のローテーションでゆっくりと疲れを取って仕上げられる暮れのグランプリに向かうことで、陣営の考えが一致した。
池江泰寿調教師は「大きな反動はありませんが、3000メートルを使ったあとなので、間隔を取りたかった。あす(27日)、放牧に出して、少しゆったりさせたいと思います」と話した。27日に、栗東トレセン近くのノーザンファームしがらきに放牧に出る予定で、時期は未定だが、有馬記念から日程を逆算して厩舎に戻す予定だ。
有馬記念が創設された1956年以降で5頭誕生した3冠馬のうち、その年に出走したのは84年シンボリルドルフ1着、94年ナリタブライアン1着、05ディープインパクト2着の3頭。全て連対を確保している。初の古馬との対戦になるが、オルフェーヴルの走りに、今から期待が高まる。
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