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菊花賞(10月23日、京都、GI、芝3000メートル)トライアル・神戸新聞杯の追い切りが22日、滋賀県・栗東トレーニングセンターで行われ、春に皐月賞、ダービーの2冠を制したオルフェーヴルが坂路で力強く先着。約4カ月ぶりの実戦だが、上々の仕上がりを印象づけた。05年ディープインパクト以来、史上7頭目の3冠達成に向けて、秋の始動戦から、その能力を見せつける。
台風15号が過ぎて、涼しい風が吹く栗東の午前6時。皐月賞、ダービーの2冠馬オルフェーヴルが、そのさわやかなムードを断ち切るかのように、栗東坂路でパワフルな走りを見せつけた。
僚馬リルダヴァル(牡4、1600万下)を3馬身追走し、残り400メートル過ぎで内から馬体を並べる。前日の大雨でかなり時計を要する馬場状態だったが、2冠馬には関係なし。池添謙一騎手がゴーサインを出すとグイッと伸びて1馬身の先着。4ハロン53秒1-39秒1-12秒8の時計も上々だ。
先週15日に続き、今秋2度目の騎乗だった池添は「相変わらず乗り味は抜群ですね」と笑みを浮かべて「先週は久しぶりの併せ馬だったので、力んだり、右にもたれたりしましたが、きょうは真っすぐに走れていた。春よりもトモがしっかりして、馬体重も増えた」と確かな成長を伝えた。
ダービー後は栗東トレセン近くの滋賀県・ノーザンファームしがらきに放牧。山のふもとの涼しい気候に加え、充実した施設、さらに2冠馬を若い頃からよく知るスタッフ。最高の環境のもとで暑い夏を乗り越えた。
池江寿調教師も「体はふた回りくらい大きくなったかな。フットワークも力強くなったように見える。ムダな動きがなくなり、精神的にも成長しているね」と、心身ともに逞しさを増した愛馬の姿に満足の様子だ。
菊花賞では05年のディープインパクト以来、史上7頭目の3冠制覇に挑む。大目標はあくまでも先だが、池添はここから全力投球の構えだ。「ダービー馬ですから、結果が求められる。菊花賞の3000メートルを見据えて、内容も求めていきたい」。Vはもちろん、長距離への手応えをつかむ走りを期待する。
池添は今年、重賞9勝と自己記録(昨年の6勝が最高)を更新。充実期を迎えた32歳は「僕もオルフェーヴルの秋初戦が楽しみ。次がさらに楽しみになるような結果を残したい」と胸を弾ませる。“快挙の秋”に向けて、人馬ともに好スタートの態勢を整えた。(板津雄志)
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