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【ジャパンC】前哨戦を斬る

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 《天皇賞・秋=A》クラレントが主導権を握って、前半1000メートルが60秒6のスローペースの中、4番手を進んだラブリーデイが直線半ばで余裕を持って抜け出して快勝。圧巻の内容だった。ショウナンパンドラは後方からよく伸びて4着。上がり3ハロン33秒4は2着ステファノス、11着アドマイヤデウスと並んで最速だった。ペルーサショウナンパンドラとほぼ同じ位置にいて7着と切れ負けした印象だが、久々を考慮すれば上積みが期待できる。

 《秋華賞=A》1000メートル通過が57秒4のハイペース。中団の馬群で末脚をためたミッキークイーンが、直線で力強く抜け出して、外のクイーンズリングをクビ差で抑えてオークスに続くGI2勝目をマークした。上がり3ハロンは34秒6と平凡だが、馬群をあっという間に抜け出す瞬発力は、他馬とは明らかに違っていた。東京の2400メートルなら、年長の牡馬相手でも十分通用するだろう。

 《京都大賞典=B》次走で天皇賞・秋を制するラブリーデイが上がり3ハロン32秒3の驚異的な末脚で勝った。1馬身1/4差の2着にサウンズオブアース、さらに1/2馬身差の3着にカレンミロティックが入ったが、ラブリーデイの強さだけが際だったレースだった。

 ◇結論◇

 京都大賞典、天皇賞・秋と次元の違う強さを見せたラブリーデイが中心だ。今年9戦目とコンスタントに出走しているが、6月の鳴尾記念から4連勝で、パフォーマンスのレベルは一戦ごとに上がっている。5歳で充実期を迎えた今なら優勝に一番近い存在だ。打倒ラブリーの1番手は3歳牝馬ミッキークイーンオークス秋華賞で牝馬GI2勝。2走前のローズSは2着だったが、内容的には負けてなお強しだった。僚馬ラブリーと4キロ差があれば逆転も可能だ。サウンズオブアースカレンミロティックも2400メートルで一角崩しを狙う。

★「第35回ジャパンC」特集 大型馬柱&調教タイム&レース前談話も掲載

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