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今秋のGIで好調のサンスポ・加藤が、強気の攻めに出た! 21日に京都競馬場で行われるマイルCSで、加藤隆宏記者は前日9番人気の〔3〕枠(5)番テイエムオーロラに◎。秋華賞は3連単1万2550円を◎○▲のパーフェクト予想、天皇賞・秋は3連単7480円を◎▲△で的中と勢いのあるサンスポ・加藤が、成長著しい4歳牝馬で高配当ゲットを狙う。
過去5年の1~5着のタイム差を平均すると、0・36秒。着差に換算すると2馬身弱だ。マイルのGIともなれば、出走各馬の走力は一流。印ほど力の開きはなく、うまくレースの流れに乗れれば、実力馬を倒すことも可能なのだ。
今年はダイワメジャー(06、07年優勝)級の大物は不在で、人気と実力が比例しているとは言い難い組み合わせ。こういうレースは手堅くいくよりも、リスクを承知で高配当を狙ったほうが納得がいく。
◎には費用対効果が大いに期待できるテイエムオーロラを抜てきした。GIII府中牝馬S(東京、芝1800メートル)を勝ったばかりの上がり馬だが、侮ってはいけない。前走は好位からレースを進める作戦だったが、スタートが良すぎたため、騎手の意に反して先頭へ。それでも楽に押し切ってしまった。坂路で見せる抜群の動きを見てもわかることだが、春当時よりも数段パワーアップしている。
体力強化だけではなく、以前は強い追い切りや競馬場への輸送でテンションが高くなって、周囲に手を焼かせたが、東京への輸送後もケロッとしていた。精神面も大人になった。4歳秋を迎えて体と心がひとつになって、素質馬が完全に本格化した。
展開も味方しそうだ。(5)番ならば無理なく、逃げるマイネルファルケに続くジョーカプチーノ、オウケンサクラを見ながら、絶好の位置でレースを運べる。
京都の芝は3戦全勝で、マイル以下で持ち味が生きるタイプ。芝が適度に荒れて、超高速決着にならないのもありがたい。心身とも充実一途で絶好調に仕上がった今ならば、GIでもヒケをとらない。伏兵のテイエムオーロラが牡馬や外国馬にひと泡吹かせる。
馬単は(5)(8)、(5)(17)を厚めに(5)(2)、(5)(9)、(5)(11)、(5)(16)。3連単は(5)の1着固定18点で高配当を狙う。(加藤隆宏)
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