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“シンコペーション”というリズムの種類をご存知だろうか? 西洋音楽において本来規則的なリズムの曲の、リズム規則や拍子の取り方のパターンを変えるもので、例えば「タン、タン、タン、タン」と四拍子で取るリズムを「タ、ターンタ、タ、ターンタ」と変えたりするもののことを言う。実際の曲で挙げるならビートルズの往年の名曲「Lady Madonna」の曲終わり後の2小節の「後奏」はこのリズムだ。今流行りのJ-RapやアップテンポなJ-Popの難しい歌詞の切れ目に比べたら遥かに簡単で幼稚な変化球だが、リズム感のない人にはなかなか取りにくい。
デイブ・ブルーベック・カルテットの、サックス奏で有名な4分の5拍子の曲「Take five」もリズムの取り方が難しい。3拍子と2拍子をくっつけて5拍1小節にした曲で、初めて聞いた時は衝撃を受けた。
よく行くコンビニに、会計をしてくれる際前後にステップを踏み、体を揺らしながら対応してくれる店員さんがいるのだが、よくよく観察してみるとこの動きがシンコペーションになっていることに気がついた(笑)。あくまで推測だが店員さん、レジを打ちながら好きな曲を頭の中で歌っているのだろう。そしてそのリズムが「シンコペーション」なのだと思ったら、素性も知らぬ彼に妙な愛着が湧いてきた(笑)。日常生活で知らず知らず曲を思い浮かべたり、鼻歌を歌いながら作業なんてことは誰にでもあるが、それがシンコペーションというケースは稀な気がする。
さて、店員さんのリズムはシンコペーションだが、「リズムの変則」といえば競馬だ。コーナーを回ってきた馬が直線に向いた時、走りのリズムを変え、それまでの軸足を反対に変えることを“手前を替える”というが、今週日曜中京競馬場のメイン競走・小倉記念はこの“手前”に関連する金言で予想してみたい。今週の金言を紹介するとしよう。
曰く「競馬は手前を替えるのが上手い馬」。
騎手が馬に手前を替えさせる理由は、軸足がずっと一緒だと馬に負担がかかるからだが、コーナーを回るタイミングが早い小回り競馬場はもちろん、中京競馬場のような坂がきつく直線が長いタフなコースでも手前を器用に替えられる馬が有利なのは一緒で、手前替えの上手さはすなわちレースでの勝ち負けを左右する。
シリウスコルトは2勝馬。ラジオNIKKEI賞で2着し、新馬戦でも福島の舞台を活かして勝った戦歴からは“小回り巧者”が連想されるが、「小回り巧者」は一般的に手前を替えるのが上手い馬が多い。シリウスコルトの手前替えの器用さを生で見たわけではないので断言はできないが、もしこの理屈が彼に当てはまり手前を器用に替えられるならば、金言を体現することも可能だ。
リズムが変わるといえば胆石除去の手術以来、私も生活リズム、特に食事が変わった。食べると苦しくなる状況にビビり手術前は食べる量も減っていたが、最近はリズムを戻しすぎて食べ過ぎ。私もボチボチ“手前を替える”必要があるかもしれない(笑)。
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