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今週末の東海Sですが、今年は西日本地区における変則開催の影響で、例年の中京競馬場ではなく、京都競馬場で行われます。
京都競馬場のダート1800m戦は、新馬戦、未勝利戦から重賞競走まで様々な条件で行われていますが、この舞台と騎手との関係をデータから紐解くと、東海Sで上位人気が予想されているあの馬に、意外な不安材料が見えてきます。
その馬の名はオメガギネス。明け4歳馬ですが、まだデビューから4戦しかしていません。その4戦は「3-1-0-0」と全て連対しています。年齢的にもまだまだ成長が期待できますので、人気になるのは当然でしょう。しかし気になるのは、デビューから手綱を取り続けている戸崎圭太騎手です。
美浦所属の騎手ということもあるのですが、戸崎圭太騎手は京都での騎乗機会が少なく、昨年4月にリニューアルオープンして以降はまだ10回しか騎乗していません。それでも1勝を挙げているあたりはさすが実力者というべきですが、この10回の中にダート1800m戦はひとつもありません。
京都・ダート1800m戦で最後に騎乗したのは、リニューアル前の2019年のことになります。さらに最後に勝ち星を挙げたのは2018年1月の3歳未勝利戦まで遡らなければなりません。騎乗機会が少ないせいもありますが、コース実績という点では物足りないと言わざるを得ません。
ご存知の通り、戸崎圭太騎手は大井競馬の出身で、JRAに移籍したのは2013年のこと。実際には地方競馬の騎手だった頃からJRAでの騎乗機会が多かった同騎手ですが、初めてJRAで騎乗した2005年以降における京都・ダート1800m戦における成績を調べたところ、50戦して僅か2勝です。前述した2018年1月の3歳未勝利戦の前は、2015年11月の3歳以上1000万下(現在の2勝クラス)で一度勝っているだけなのです。
騎乗機会が少ないのだから仕方がない、という見解もあるかもしれません。また筆者お得意の難癖だからノープロブレムだ、と笑い飛ばすのもありでしょう(笑)。それでも、戸崎圭太騎手が京都・ダート1800m戦実績に乏しいことは確かであり、そのコースで人気馬に騎乗するのであれば、疑いの眼差しでオメガギネスを評価するのはやむを得ないところではないでしょうか。
参考までに、同騎手の京都・ダート1800m戦における全成績は「2-4-8-36」です。2~3着の回数を考えれば、オメガギネスを買い目から外すという判断は無謀ではないかと思われます。問題は単勝や、馬単、3連単の頭から買うべきか、否か、という点になりますが、今回取り上げたデータからは、あまりオススメできません。
筆者は「南関東重賞展望」も担当しているし、大井時代から馬券でお世話になっている騎手だというのに、こんなデータを持ち出さなければならないとは……。戸崎サン、ゴメンナサイ。
(文・菅野一郎)
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