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中央競馬ニュース
ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察！今回は新潟記念・馬場の有利不利、教えます！ をお届けします！
土曜日の新潟芝のレース結果、近年の新潟記念の結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
新潟競馬場は、Aコース開催の6週目（最終週）。この中間は月曜日に19.5ミリの降水を記録したが、それまではまったく雨の降らない晴れの日が続いていたこともあり、馬場コンディションに大きな影響を及ぼすほどではなかった様子。翌日には散水作業を再開、週末まで休まずに続けている。
土曜日に外回りで施行された4競走を振り返ると、勝ち馬の4角通過順位は4、15、2、1番手。内ラチ沿いに傷みが出始めたものの、外差しがバンバン決まっているわけではない。先行勢が外に張り出してくれば、待機組も外に振られてロスを被るケースも出てくる。その点には注意が必要だ。
一方で、上がり3F最速馬は【1.2.0.1】と堅調な成績。外回りの1800～2000m戦2鞍は、ともに上がり3F1～2位馬のワンツー決着だった。芝外回りの中距離戦に限れば、末脚のしっかりしたタイプが優位の立場にある。外からの直線一気が決まらずとも、結果的に馬群を縫うような形となる差し・追い込みタイプが浮上するパターンには警戒したい。
枠順については、内外の偏りがあまりない印象。1600mで行われた12Rこそ7～8枠が1～3着を占めたが、他のレースは5枠より内が幅をきかせていた。元々この時期の新潟芝は、レースの流れによってコース取りの有利不利が変化しやすく、結果として近所の枠がまとめて来るケースも少なくない。従って、過度の外枠依存は禁物。フラットに近い状態、という程度の認識でいいだろう。
日曜日開催中の予報は晴れベース（3日7時の時点）。まとまった降雨がないのであれば、大きな状況変化までは考えづらい。結局、新潟記念は例年同様に持続力および末脚性能の高さが問われる一戦となりそう。それゆえ枠順には固執せず、シンプルに末脚のしっかりしたタイプ、ならびに辛抱強く脚を使えそうなタイプを優先したほうが好結果につながりやすいのではないか。
なお、近年の新潟記念は同年のJRA・OPクラスのレースにおいて、控えた位置取りで2着以内に入った経験のある馬の活躍が顕著。過去5年の勝ち馬すべてが、この条件をクリアしている。控える戦法という面は、先述した傾向にもマッチすることから、有効に活用したいデータといえよう。
今回の出走メンバーで要点（同年のOPクラス実績）を満たしているのは、①サリエラ、②グランオフィシエ、③ノッキングポイント。よって当欄では、この3頭を軸馬候補として推奨する。
【馬場予想からの注目馬】
①サリエラ ②グランオフィシエ ③ノッキングポイント
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