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【平安S】テーオーケインズ貫禄勝ち 帰国初戦&59キロも問題なし

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【平安S】テーオーケインズ貫禄勝ち 帰国初戦&59キロも問題なし

松山騎乗で1番人気のテーオーケインズが好位追走から力強く抜け出して、2馬身半差の快勝。サウジC8着以来となる帰国初戦でJRA重賞3勝目を挙げ、昨年の最優秀ダートホースの力を示した。次は帝王賞(6月29日、大井、JpnⅠ、ダ2000メートル)で連覇を狙う。



海外遠征帰りも、59キロの斤量も関係なかった。テーオーケインズが不安を払拭する圧巻の走りを披露。3月12日に落馬負傷し、復帰後初めての重賞勝利となった松山騎手が目を細めた。

「強かったです。スタートをしっかり出てくれて、自分の思い描いたようなポジションを取ってくれました。手応えも良かったですし、さすがという走りでした」


行き脚がついて道中は好位のインで脚をためた。スムーズに進路を確保して直線に向くと、力強く抜け出して2馬身半差の快勝。最大で3キロ重い斤量を背負いながらも、メンバー最速の上がりもマークし、力の違いを見せつけた。

2月のサウジC8着以来の帰国初戦。この中間はゲート練習や追い切りでもおとなしく、調教でも追い込むことができなかった。それでも、海外遠征を経験して精神的にどっしりとした。高柳大調教師は「落ち着きがいい方に出て、こっちの不安を消してくれました。あの内容ならもう一段階、二段階強くなる」とうなずいた。

史上初の連覇が懸かる帝王賞でも、〝テーオー〟の走りを見せる。(長田良三)




テーオーケインズ 父シニスターミニスター、母マキシムカフェ、母の父マンハッタンカフェ。栗毛の牡5歳。栗東・高柳大輔厩舎所属。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産馬。馬主は小笹公也氏。戦績17戦9勝(うち地方3戦1勝、海外1戦0勝)。獲得賞金3億8769万7000円(うち地方7800万円、海外4601万3000円)。重賞は2021年GⅢアンタレスS、JpnI帝王賞、GIチャンピオンズCに次いで4勝目。平安S高柳大輔調教師、松山弘平騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+人名より」。

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