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4月16日の阪神11Rで行われた第31回アーリントンカップ(GIII、3歳オープン、芝・外1600メートル、18頭立て、1着賞金=4000万円)は、川田将雅騎手の1番人気ダノンスコーピオン(牡、栗東・安田隆行厩舎)が重賞初制覇。昨年末の朝日杯FS3着の実力馬が、3歳マイル王の有力候補に名乗りを上げた。タイムは1分32秒7(良)。
ダノンスコーピオンは、中団馬群追走から直線に入ると勢いよく坂を駆け上がり、先に抜け出した7番人気タイセイディバインをゴール手前でクビ差とらえた。2着からさらに3/4馬身差遅れた3着に重賞連勝を狙った4番人気キングエルメスが入った。なお、上位3頭がNHKマイルC(5月8日、東京、GI、芝1600メートル)の優先出走権を獲得した。
◆安田助手(1着 ダノンスコーピオン)「共同通信杯のときが、状態が良くなかったので能力でどこまで…とは思ったのですが、ああいう結果(7着)に終わってしまったので。それからは在厩しながらレースを決めずに、状態が良くなったときにアーリントンCがあったので使いました。7、8分ぐらいのデキでしたけど、前回と違って馬はかなり良くなってきたので、勝ち負けというよりもいい内容で次に向かいたいと思っていました。勝ってくれてうれしいというより、ホッとしました」
※調教師は不在。
アーリントンCを勝ったダノンスコーピオンは、父ロードカナロア、母レキシールー、母の父Sligo Bayという血統。北海道新ひだか町・ケイアイファームの生産馬で、馬主は(株)ダノックス。通算成績は5戦3勝。重賞は初制覇。アーリントンCは安田隆行調教師は初勝利、川田将雅騎手は2021年ホウオウアマゾンに次いで2勝目。
★16日阪神11R「アーリントンC」の着順&払戻金はこちら
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